下調べの際、広島県尾道市には、尾道三山•三名塔なるものがあることをしりました
足利氏所縁の浄土寺の多宝塔(国宝)•西国寺の三重塔(重文)•天寧寺の塔婆(重文)の三塔です
千光寺の下に位置するのですね
なかなか、歩くところは厳しいところに位置しています
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| Googlemapより |
天寧寺坂という名の斜面の坂道から、パチリです
重要文化財
天寧寺 三重塔 室町時代(1388年建立)
日本遺産のまち 「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」
天寧寺は、 貞治6年 (1367)に将軍足利義詮によって創建され、 塔婆 (三重塔)は嘉慶2年(1388)に建立 されています。3代将軍足利義満も宮島参詣の帰路に宿泊するなど、足利氏ゆかりの寺として繁栄しました。 塔婆は唐様建築の現存最古のものであり、 建立当初は五重塔でした。 しかし、江戸時代に破損等により三重 塔に改修されています。 塔婆や坂道を含めた町並みの 景観は、尾道を代表するものであり、様々な要素が集 まる箱庭的都市を象徴するものであると言えます。
AI による概要
天寧寺(てんねいじ)の三重塔は、正式名称「天寧寺塔婆(とうば)」、別名「海雲塔(かいうんとう)」と呼ばれ、唐様という中国風の建築様式で、五重塔として最古の現存例であり、南北朝時代に建てられた仏塔です
天寧寺三重塔の構造と名称
正式名称: 天寧寺塔婆(てんねいじとうば)
別名: 海雲塔(かいうんとう)
様式: 唐様(からよう)
特徴:
南北朝時代建立。
五重塔としては現存最古の例。
露盤、伏鉢、受花、九輪、水煙、竜車、宝珠からなる相輪が最上部に配置されています。
屋根は檜皮葺で、各層の軒は広く張り出し、緩やかな勾配が特徴です。
塔身は上層に行くほど間が狭まり、細く見えるように工夫されています。
構造:
「積み上げ構造」と呼ばれる様式で、各階が独立して積み重ねられ、地震の際に振動を吸収するよう設計されています(法隆寺の五重塔などにも見られる)。
初重(一階部分)は特に丈が高く柱も太く、安定感があります。
関連する建築様式
唐様: 中国・宋代の様式で、禅宗寺院で発展しました。天寧寺塔婆はその代表例です。
和様・天竺様(てんじくよう)との組み合わせ: 他の建物では「折衷様」として和様や天竺様(大仏様)が組み合わされることもありますが、天寧寺塔婆は唐様の特徴が色濃く出ています。
これらの情報から、天寧寺三重塔は、単なる三重塔というだけでなく、貴重な歴史的建築物であり、特に中国様式の影響が色濃く出た、歴史的・建築的に非常に重要な建造物であることがわかります。
三手先
天寧寺の塔婆という名称である場所は墓地
周りは墓石で一杯です
ですから、「ごめんなさい」と、言って墓地をうろうろして撮影するが、画角入らない、難しいです
一番いい場所で若いカップルが動画撮影中か、動かない
だから、この墓地の中からの数枚の写真のみ!
日本遺産尾道市、尾道市は全国最多3つの日本遺産に認定されています
尾道三山と尾道水道の間の限られた生活空間に多くの寺社や庭園、住宅が造られ、それらを結ぶ入り組んだ路地・坂道とともに中世から近代の趣を今に残す箱庭的都市が生み出されました。
迷路に迷い込んだかのような路地や、坂道を抜けた先に突如として広がる風景は、限られた空間ながら実に様々な顔を見せ、今も昔も多くの人を惹きつけてやみません・・と、ある
尾道市足利氏所縁、嘉慶二年(1388)に建立された塔婆 (三重塔)を拝見できただけ良かったとおもう、尾道三山・三名塔を残り二塔も拝見してみたいものです







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