立ち寄ってみました
山崎町指定文化財 <名勝>与位の洞門
この洞門をくり抜いた乢(がけのこと、歩危)と、その東にあった田井の船渡し付近
は、奇景として有名であったが、宍粟奥地へ向かう交通の難所でもあった
大正十二年刊行の「宍粟郡誌」に・・・
「田井より与位に至る途、揖保川の清流山脚を洗う処に二個の巨巖あり、其の形頗る奇なり。巖頭には老松枝を伸べて空に翻り、断崖数十尋、羊歯岩松の類これに叢生し、下部は碧潭に臨みて倒映の景奇絶なり。もと桟橋を架して風到を添えたりしたが、今は隧道を穿ちて奇いよいよ加われり」と説明されている
明治三六年頃に村民が二年がかりで遂道を掘った
その後、昭和初年には荷車が通れるように広げられ、さらに昭和四三年ぬ大型自動車が通行できるように改修され現在に至っている・・・案内板より引用
そして、対岸からは今でも岸壁に桟橋の腕木を差し込んだ四角い穴が確認できる
遂道を対向車が来ないか、安全を確認して、北側へ・・・
流れる河は、一級水系、揖保川です
縦撮りしてみました
明治三六年、二年がかりで掘ったとありますが、難工事だったことでしょうね
いやいや、知らない景勝地がたくさんありますね・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿