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2022年12月1日

和歌山県への旅・・・熊野本宮大社旧社地 大齋原です

和歌山県を旅しています
まず、訪れた地は、熊野本宮大社です

最初に旧社地 大齋原に参ります




見えてきました・・日本一大鳥居

見上げれば・・・輝く「八咫烏」

日本第一大鳥居建立の意義
人心が神と自然から離れつつある今日、当社の最も危惧するところは「命脈の護持」であり次の世代への日本の心(精神・ 魂)の復活を祈念することであります。
神代の時代、素盞鳴尊(家津御子大神)が大地の荒れ果ててい るのを嘆かれ、自ら木を御手植えになられて「木の国=紀の国」と名付けられました。
皇紀二六六一年を迎えた日本国にとって、大なる節目であることは無論の事、この節目の始めに当たり「日本人の精神(心) の蘇り、日本経済の再生、熊野の山々より環境の大切さの再認識、国内は基より世界人類平和」を確固たる事を祈念し、今こそこの壮大なる熊野の山・川は申すまでもなく、大斎原を発信基地として熊野の大神の広大なる御神徳を得て、新たなる世紀が 神と自然と人が共にある様、皇紀二六六一年、熊野の大神の御神徳が発揚かつ千木高く厳然として鎮まりますよう、熊野本宮 大社・熊野信仰の原点となる大斎原に、日本最大の第一大鳥居 を建立する運びとなった次第です。八咫烏を掲げた天下一大鳥 居であります。竣工は、平成十二年五月十一日です。

幅:約42m 高さ:約34m


世界遺産
・・紀伊山地の霊場と参詣道
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、2004年7月に「世界の文 化及び自然遺産の保護に関する条約」の「世界遺産一覧表」に登録されました。この一覧表への登録は、その文化遺産や自然遺産が、全人類の利益のために保護されるべき顕著で普遍的な価値を有することを証すものです。
「熊野本宮大社旧社地大斎原」は、霊場「熊野三山」を構成する「熊野本宮大社」に含まれる遺跡で、樫の枝に神々が3枚の月形となって降臨した地と伝えられ、明治22年(1889)の熊野川大洪水まで、熊野本宮大社が鎮座していました。 遺跡の中央には、神々の社殿が軒を並べていた切石積みの基壇が遺されています
本宮から霊場「吉野・大峰」までは山伏の修行の道「大峰奥駈道」、霊場「高野山」までは「熊野参詣道小辺路」、さらに遠く伊勢神宮までは、那智山と結ぶ「雲取越」を経由して「熊野参詣道伊勢路」が続いており、「祈りの道」の面影が信仰の基盤となった文化的景観とともに良く遺されています。


さぁ、参りましょう
・・・なんでしょう? 空気感が違います

熊野坐神社 旧社(大斎原)水害前の絵図
熊野坐神社(現・熊野本宮大社)は、熊野川・岩田川・音無川、三つの川が合流するここ大斎原の中洲に鎮座 していました。熊野の神々は、中洲のイチイの巨木の梢に三体の月の姿で降臨したとも伝えられています。
一八八九年(明治二二年)、熊野川の大洪水によって建造物が倒壊しましたが、辛うじて倒壊を免れた上四社(三棟) を北西の丘陵に遷し、倒壊した中社 下社と摂末社の神々を二基の石祠それぞれに祀りました。左図の江戸 時代に描かれた『熊野本宮并諾末社図絵』から、かつての一万坪を超える境内の概要がうかがえます。
一番大きな川が熊野川であり、左方より流れ込んでいるのが岩田川、大きく蛇行した後、街並みに並行して流 れているのが音無川です。森に囲まれた中洲中央には、横一列に並ぶ十二柱の神々を祀る社殿と上神楽所、その 前には大きな礼殿がみえます。礼殿の前の大釜は、現存する『伝源頼朝寄進鉄湯釜』(宝物殿展示)です。これら を囲む形で門を設えた塀が廻り、その外には幾棟もの摂末社が立ち並び、宝蔵・文庫・神馬舎・能舞台などが散 在しています。
街並みから音無川を越えて境内へ入る箇所に太鼓橋(高橋)が架かっています。江戸時代までは橋が無かった為に、参詣者は川を渡り足を濡らさなければ境内に入れませんでした。これを「濡沓の入堂」といい、全ての参詣 者が自然に身を清める禊をしたわけです。
下流の三川合流地点には船着場がみえますが、ここが新宮へと向かう「川の参詣道」の出発地点でした。





旧社地「大斎原」
ここは、大斎原と称して熊野本宮大社の旧社地です。 明治二十二年夏、熊野川未曾有の大洪水にて、上、 中、下各四社の内、上四社を除く中下社の八社殿二 棟が非常なる災害を蒙り、明治二十四年、現在地 (ここより西方七〇〇米の高台)に御遷座申し上げ、 今日に至っております。中四社、下四社並びに摂末 社の御神霊は、ここ大斎原に、仮に石祠二殿を造営 し、左に、中、下各四社を、右に、元境内摂末社(八咫烏神社・音無天神社・高倉下神社・海神社 他)をお祀りしています。

狛犬も八咫烏入りのマスク着用



紅葉もキレイな時期でした



鳥居を境内から・・・

八咫烏

熊野川の土手に登ってみます
・・・雄大ですが、この川が荒れ狂うと思うと恐ろしいですね

土手から眺める、大鳥居と大齋原の社叢

よき眺望です


産田社



土手を降りて、もう一度眺めます
・・・おそらく来ることはないかもです・・・

と、いうことで、熊野本宮大社旧社地 大齋原を参拝いたしました
この地は二度目です
天気に恵まれ、紅葉も見事な時期、たくさんの方々が参拝されています

さぁ、熊野本宮大社へ・・・



追記:記事文言は、案内板などから引用いたしました











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