金光明四天王護国之寺「東大寺」・・・大仏殿を拝見に、大仏さまに会いに行きます
東大寺ミュージアム前の実物大のお手のレプリカです
この手の形は施無畏印とよばれるもので、手のひらを前に向けて「恐れなくてもよい」と相手を励ますサインです
左手、中指の先から手のひらまで含めた長さは、約3.3mもあります
左手の形は与願印と呼ばれる物で、手のひらを上に向けて人々の「願いをかなえる」ことを表しています
中門です
中門の外から、大仏殿を眺めます
さぁ、入口へ・・・
以前は廻廊の端から入場したのだが、中程から入りました
おお! 大仏殿です
テンションが「↑」です
アルコール消毒をして、マスク着用で進みます
入場券を購入して・・・
いや~、懐かしいです
青空を背景に、そして静寂の中、拝見できる大仏殿・・・最高です
治承四(1180) 源平合戦にて焼失
建久元年(1190)再建 鎌倉幕府 源頼朝
永禄十(1567) 三好・松永の乱 所謂、永禄の乱にて焼失
宝永六(1709) 五代将軍 徳川綱吉によって再建 三代目である
正面の幅57.5m、奥行き50.5m、棟までの高さ49.1m 世界最大な木造建築です
もちろん、国宝です
大仏殿唐破風と、正面の国宝、八角燈籠
大仏殿の正面の金銅八角燈籠は、奈良時代創建当時から大仏殿を見守る八角灯籠
国内最古で最大高さ約4.6mで、年末年始特別な時に灯りをともします
火袋の扉四面には雲の中を駆ける獅子、その間の四面は笛や笙などの楽器を奏でる天人が、それぞれ菱形格子の透かし地に浮き彫りされています
大仏殿に・・・
・・・うん? 読経が聞こえてきます・・・
読経、流れるなか、お詣りです
・・・大仏さま、お久しぶりです・・・
盧舎那仏座像(奈良時代~江戸時代)
華厳経主 宇宙の真理を説くと、ある
高さは、およそ15m、頭部はおよそ5m、耳は3m
左横からのお姿
光背
右横より
大仏蓮弁・蓮華蔵世界図(原寸模型)
大仏さま、すなわち盧舎那仏のすわっておられる蓮台の周りの蓮弁に、いずれも同じ図柄の絵が毛彫りで描かれています
奈良時代に線刻された「蓮華蔵世界図」と呼ばれているのです
それはおおまかに言って上下二つの部分からなり、上半分には説法図の如来像が大きく刻まれ、その左右に各々十一躰の菩薩像が対照的に、かつ群像として見事に描かれています
下半分のところには、二十六本の界線が横に引かれて小仏や宮殿が点在し、さらに下方には請花には山脈や宮殿、それに小さな釈迦三尊や四頭の動物の頭が描かれた逆梯形などが見えます
この複雑な図柄は「華厳経」が説く宗教的世界観を絵で表現したもので、お釈迦様が六年間の修行の末、大いなる宗教体験を得られ、無限の広がりをもつ「ほとけ」になられた時の状態が説かれています
大仏蓮弁、トリミングしてみました
大仏様の左には「虚空蔵菩薩」
大仏殿の左隅に、廣目天
大仏殿の右隅に、多聞天
コロナ感染対策でしょう・・・大仏殿、左面の戸が開かれていました
これは、ラッキーです
普通なら、この戸は閉じられているはずです
下、写真の芝生と砂利の境目が、奈良時代の大仏殿の建っていた位置
江戸時代の再建時には、巨大な木材が入手できなかったため横幅の縮小を余儀なくされたと言われています
奈良時代の模型
天井への階段
縁起物・・・「柱くぐり」も、コロナ感染対策で封印
大仏様、貫の美です
大仏殿前から右、中門から左へ東廻廊を・・・
中門と、八角燈籠
手水屋
どうです! 人影がほぼ見えない大仏殿、最高です
斜め右から・・・何回シャッター押したことか!
さぁ、出口です・・・東回廊
出てきました・・・東廻廊と東楽門
いや~、お見事でした
久しぶりにお会いできた、大仏さま・・・
不謹慎とは思いますが、コロナ禍による静寂を得た、東大寺大仏殿
そして、読経を聞きながら大仏さまを拝観できました
天気にも恵まれた東大寺大仏殿拝観
私にとって、このような写真は、もう撮影できないと思っています
私の宝物として、永久保存します
また、大仏さまに会いにきましょう・・・
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