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2020年1月31日

中井権次一統の足跡 五社稲荷神社、兵庫県丹波市柏原町柏原

中井権次一統の足跡を巡っています 
中井権次一統作品集No3 五社稲荷神社、兵庫県丹波市柏原町柏原です

中井権次一統の足跡の基点といってもいいと、私は勝手に思っています

「彫物師 當所住 中井言次君音」
中井権次を名乗るのは、六代目、正貞(1780~1855年)よりとある


社頭です



参道を登り

創建は柏原八幡宮と同じ万寿元年(1024)だが、その後、江戸時代中期、宝暦六年(1756年)柏原藩主三代目織田信旧により柏原八幡宮近くに、造営された

本殿は入母屋、銅板葺、平入、唐破風一間向拝付、桁行三間、梁間三間
神社本殿建築として貴重なものである


社殿を飾る彫刻は、中井彫刻最初の彫り師、中井言次君音の作である

木鼻も龍・・・

兎の毛通し

睨み合う龍


蟇股

蟇股


木鼻



       左脇障子

       その背面、右下に刻銘がある

       脇障子も龍・・・

       右脇障子

       手挟み、桁隠し


       手挟み

右斜めより、パチリです

手水鉢

嘉永五(1852)と刻まれている

五社稲荷神社を訪れるのは、三度目になります
彫刻の多さで、撮影枚数がほんと多くなり、どれを載せるか迷ってしまいます
素晴らしいの一言です









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