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2018年1月24日

大歳神社・・・丹波市山南町大河29

丹波市山南町大河29‥大歳神社
彫刻師 有馬郡藍本 新井弥三郎正次であろうとの情報にて訪れました
JR福知山線と、篠山川に挟まれていて、その川沿い見逃しそうな場所
立派な玉垣に囲まれた地に、大歳神社は鎮座している

主祭神:大年神


當大歳神社由緒

當社は大河畑内両部落の産土神にして部落民の崇敬厚し創立年月日不詳なるも最も古い棟札によれば宝永四年西暦1707年導師 沙門一乗坊暁応とあり享保六年西暦1721年再建される。明和元年西暦1764年高座神社分霊される。文化十二年西暦1815年拝殿の扁額柏原領主織田 出雲守信憑之書とあり、嘉永二年西暦1849年再建される。明治十六年西暦1883年屋根葺其他修理、明治三十年西暦1897年修理 、明治四十二年西の山に祭られし黒鼠子佐渡守を大歳神社に合祀す。黒鼠子神社國相守は黒鼠子佐渡守を祀るとあり。明治四十年西暦1910年神殿 前狛犬並玉垣注連石並背面石垣有志の寄進により完成す。大正十三年西暦1924年石大鳥居完成。昭和四十年 西暦1966年台風により倒壊するを再建す。黒鼠子神社も大歳神社と同じく社殿台風にて倒壊する為大歳神社再建ともに 合祀す。以上 西垣吉雄謹書
                                ・・・説明板より引用

扁額 文化十二年(1815年)拝殿の扁額、柏原領主織田 出雲守信憑之書とあり


向拝 獅子噛、その下、龍‥頭部が無い? 2ヶ所の「ほぞ」がある
左面
右面 空、白飛びしています・・・(^^;)
妻飾り‥上下に睨み合う龍が  その上には蜂の巣
手挟み
持送り 牛か?
持送り 牛か?
木鼻

左、脇障子
右、脇障子

狛犬・・・綿貫重吉名照作です
~写真多いため、別ページにて、作成します~
國相守神社跡地


篠山川

その篠山川の淵に・・・「大河のよめがばし」と
むかし大河に板橋がありました。幼い頃、助けた狐の親子の力で、おみっちゃんは、りっぱな花嫁衣装を きて、かごにのり、この板橋を渡りました。にぎやかな嫁入り行列を見送った村人はみっちゃんを祝福しました。それ以来、この板橋を「よめがばし」 といい、娘の嫁入りのときはこの板橋を渡り、その幸せを祈ったということです。河川改修で川幅が拡がって位置がかわかりにくくなりました・・・丹波のむかしばなし(第一集より)



先人曰く、彫刻師 有馬郡藍本 新井弥三郎正次の作であろうという大歳神社の彫刻
そして、綿貫重吉名照作の狛犬がいてるとは・・・(次回に)

お見事でした‥龍の頭は脱落か、無かったです! 残念ですね





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