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2019年1月10日

尼崎寺町七福神めぐり・・・大覚寺・・兵庫県尼崎市寺町9

尼崎寺町七福神めぐり・・・尼崎市、現存する最古の古刹、大覚寺です
・・・ 東へ、寺町を歩きます
長遠寺の東隣が、大覚寺となります(下:黒丸)

大覚寺
・・・五本の筋塀ですね・・・


尼崎寺町七福神めぐり・・・知恵・縁結びの福宝 辨財天 
・・・真言宗 月峯山 現存する尼崎最古の古刹・・・

            知恵・縁結びの福宝 辨財天

下、写真・・後方に見える紅色の建物のが、弁財堂・・写真がない?・撮り忘れです



本堂

現存する尼崎最古の古刹です。
本堂以下の建物は明治十年の大火で消失し、再建されたものです。寺伝によれば推古十三年(605)聖徳太子が百済の高僧日羅上人に命じて長州の浦に作らせた寺と伝えられています。

月峯山大覚寺の開創は、南朝大覚寺統・亀山上皇、後宇多天皇の御世が始まった建治元年(1275)東大寺戒壇院円照上人の弟子、中興・琳海上人により能勢・剣尾山の月峯寺の遙拝所である、長洲の「灯炉堂」の地に開かれました。
南北朝時代には両朝の将師がそれぞれ当寺を本拠とし、足利二代将軍義詮などは半年にわたって在陣しました。元和年間尼崎城築城にあたって旧東本町から現在地に移転。
鎌倉時代の正和二年(1589)から天正十七年(1589)にいたる大覚寺文書は中世の尼崎を知る貴重な史料で、昭和42年県指定文化財に指定されました。・・・尼崎市教育委員会


尼崎寺町「大覚寺」・・常設舞台(写真下:右)
尼崎市寺町、大覚寺「大覚寺狂言」なるものがあります
2月3日の節分の日に開かれる「節分祭」では、境内で狂言が上演されます




     大覚寺芦刈からくり堂

大覚寺芦刈からくり堂縁起さまざまな文学に尼崎は登場しますが、その中のひとつに能楽「芦刈」があります。
能楽「芦刈」は、「難波の芦」にちなみ、平安文学の歌物語「大和物語」から取材して世阿弥が制作した能楽です・・・尼崎市より


薬師如来


表門・・・蟇股

木鼻

木鼻


現存する尼崎最古の古刹・・本堂以下の建物は明治十年の大火で消失し、再建されたもの
そして、平成7年の阪神・淡路大震災では一部建物が被害を受けて、再建、復興・・・
そんな境内の建物を拝見していると、尼崎最古の古刹という雰囲気は感じられませんが、それも致し方ないことです
そして、正和十年(1315)の大覺寺絵図が残されており、建立当時の様子がうかがえますと・・・見てみたいですね




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