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2014年10月10日

修理中ですが・・白鷺、姫路城・・その一!

台風18号の去った火曜日の7日、天気予報は、「晴れ」・・どこか、行こうか?・・なぁ、「嫁よ」「α君」よ!
・・そや、こんな日は雨で埃を洗い流され、晴天の青空の中、飛ぶ白鷺、いや、そびえる姫路城!!
修理工事中は知っています・・天主登れないことも・・承知です・・・覆いの外された、大型クレーンが働いている時の姫路城を見てみたいと、・・・・「嫁、賛成!」・・ってことで、いざ、出陣です!!

いつものように山陽道を通り、我が家から1時間あまり、52kmの道を青空のなか・・・走りました!

で、姫路市内に入り・・、姫路城が・・・「おおぉ・・真っ白や!」・・
そして、大手門「P」へ向かっていいくと、観る角度で、その白さも少しずつ、屋根瓦の黒が筋と相まって、それは、それは、お化粧直しした素敵な・・・白鷺!姫路城なんです!・・写真下:大手前車内からパチリです!
・・・青空にそびえる天主、そのお姿に、感動です・・・
2年前、修復修理中の見学をいたしました・・・それも、大変貴重な経験でした・・
何度訪れても、素敵なお城、それが・・・姫路城です!

ところが、今年は、NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」・・そう、この今の姫路城は「黒田官兵衛」一色なんです・・・

姫路城、家老屋敷跡公園(知りませんでした)に、「ひめじの黒田官兵衛、大河ドラマ館」ができているのです!
そして、姫路城(官兵衛の資料館)・・・えぇ?・・いつから、姫路城が官兵衛の資料館と呼ばれているのか?・・・
・・ドタッ・・と、転けそうになりましたが・・・(*^_^*)
共通入場券が割安と、そして、JAF会員提示で10%引き・・一人630円で~す!

勿論、購入して入ります・・・館内は、撮影は限定2ヶ所だけ・・・

時代背景・・
官兵衛と姫路城・・
官兵衛兵衛シアター・・
撮影風景の再現・・
戦いの系譜・・
官兵衛という男!・・

・・と、沢山のコーナーがありました
なかなか、参考になりましたね!

写真左:パンフより引用
で、写真撮影が許された場所で・・・2ヶ所、2枚だけ・・・
ここは、官兵衛の居室・・・Don't Touch!です
有岡城、土牢体験です 写真右下:いただいた(集めた)パンフ?15種類・・官兵衛ゆかりのてんこ盛り・・ありがたいことです!
「ひめじの黒田官兵衛、大河ドラマ館」・・建物?です
入場券に・・・「その男、世界遺産級」と・・あります(*^_^*)
この写真を撮ったあと、団体さんが、ドバッ・・と、入場されました、間一髪でした!

さぁ、お城へ参りましょう・・・楽しみです!
写真左下:桜門橋から   写真右下:見学制限のお知らせ
写真左下:大手門です 写真右下:赤丸、その左側の石垣に「斧」が刻まれているのを発見!
大手門を入って三の丸広場より、天主、西の丸の見える位置から全体を・・パチリです・・綺麗で~す!
三の丸広場より、クレーンと天主が立ち並ぶ写真・・もう、見られない光景ですね
天主閣の高さは、海抜、90m強ですから、クレーン、130m以上はありそうですね!(推測)
今、菊花展の陳列棚を作成中でした・・・

前回、詳細な写真を撮影していなかった、旧西大柱を・・
この柱は、かって大天主の地下床から六階床まで各階を、もう一本の東大柱とともに些かの躊躇いもなく、力強くつらぬき通し、木造の大きく複雑な重層構造を二本の大柱が構造主体となり、一本が百トンもの重量を支えて三百五十年ものながきに渡り大天主を守り続けてきた
明暦二(1656年)貞享四(1684年)に補強工事がされている。昭和大修理(昭和31~39年)で、柱真に腐れがあることが分かり、取り替えられた。 この場所に創建材の資料として展示されている。 総長:24.7m 根元の太さ:横95.4cm 奥行幅75cm 総重量:6トン
写真左下:上部分から 写真右下:根元部分から

お城に入場まえに、「官兵衛ゆかりの石垣」の看板が・・・これから、「官兵衛ゆかりの・・・」が随所に現れますよ!
写真右下:野面積みの古式石垣(羽柴秀吉の時代) 左上の櫓は「チの櫓」
この石垣付近にも観光ガイドさん付の団体さんが一杯・・(^^;)

菱の門、東方土塀の方へおります(三の丸)・・

石棺がおかれていますね!・・なんのためにここにあるのでしょうかね?
写真下:天主の庭 大天主は姫山を3.6m盛土した地盤上に基礎柱石を据えています
総重量5800トンの建物を支えていたため、地盤沈下して礎石は甚だしい高低差を生じたので東南の方向へ44センチ傾斜していた。昭和の大修理の際、内部の礎石が不用になり、その礎石を元のように配置して天主の平面形を再現したものであると・・・・
さぁ、入城ですよ!・・入場入口から、菱の門へ参ります

菱の門です・・・久しぶり!・・「花頭窓」が門をより、精悍に見せますね・・この花頭窓・・実は、飾りだけで、窓はないらしい・・・
菱の門から見上げた、天主閣・・・

工事中の為、順路が決められているようで、西の丸へと誘導されました
上がって左側、武者溜まりの土塀を修復修理中を見ることができました・・・
二人の作業員さんが、土塀の内側を塗っていました・・・
・・ラッキーでしたね!
西の丸の広場から見上げる、天主閣・・・この景観もいいですよね(*^_^*)

長局(百間廊下)へあがりましょう・・・ 写真右下:入口のある「ワの櫓」です!
写真左下:入口階段上からパチリ  写真右下:西の丸群の説明・・クリックしたら大きくなります!

池田家の家紋である揚羽蝶紋をかたどった軒瓦、逆三角形の瓦は滴水瓦、高麗瓦と呼ばれ、屋根の雨水を集めて滴らせる役割をもつ。 池田家はこのほかに桐紋瓦も使用していた

写真左下:レの渡櫓内、展示  写真右下:ろの門の瓦、揚羽蝶紋、滴水瓦の形が良く分かります、揚羽蝶紋が2種類ありますね!
特別展示:姫路城の謎 滴水瓦 逆さ揚羽紋の瓦
「家紋を写しとってみよう」・・のコーナーがありました・・もち、嫁、トライです!
写真左下:本多家、三葉立葵紋   写真右下 :酒井家 剣片喰紋
ここにはないですが、榊原家、源氏車紋 松平家、三巴紋 
レの渡櫓は廊下がなく、倉庫として利用されていたようです
夕の渡櫓は潜り戸付扉があり、そこから北側は廊下がつきます
ヨの渡櫓・カの渡櫓は各部屋に納戸が附属、天井が張られるなど、人が住むことを想定した造作になっています
写真左下:ヨの渡櫓から見た「ヌの櫓」  写真右下:同じく、化粧櫓、天主を望む
化粧櫓、千姫のお部屋、千姫の羽子板・・確か、千姫天満神社の社宝ではなかったかなぁ?
千姫も悲劇の主人公ですね・・七才で豊臣秀頼に嫁ぎ、秀頼自刃、19才で一人落ち延び、その後、本田忠刻と結婚するも、嫡男を三才で亡くし、それが、秀頼の怨念とも・・そして、忠刻との結婚10年後に忠刻31才で没、江戸にて尼となり密やかに70才で没とある・・!

さぁ、出口へ・・階段部分は改良?修理されて木の階段になっていますね!
写真右下:岩盤露出部分と武者走りが見られます

左側、武者溜り前からの天主を望む

「はの門」へ向かいます・・この路は狭間もよく確認できますね・・路幅も奥に行くほど狭くなっていきます! 土塀は最大幅70cm、高さ2m70cm 漆喰で燃えにくいとのこと・・・

にの門櫓へ・・・十字門の瓦・・・ 唐破風屋根に乗っている鬼瓦に十字紋が彫られています、キリシタンの名残とか、魔除けともいわれますが、日本の城では珍しい紋瓦と・・・
のたれづくり・・・屋根の下の波をうっているように見られる箇所・・随所に見られるます!
そして、写真下の家紋は、 松平家、三巴紋となかに池田家の家紋が一つ混じっていますね!
 のたれづくり・・火と煙を流れやすくして 類焼を防ぐ目的があるそうです

「にの門」より・・・今回、私なりの「ベストショット」と、おもっています!
右から西小天主、大天主閣、乾小天主、その手前に、にの櫓

千鳥破風、唐破風の織りなす重なり合う線 ・・ 見事です

ろの門から、二の丸へ向かいましょう・・
写真右上:崩れかかってようにも見えるが、「補強石垣」とある・・江戸時代初期!
その斜め右前に・・

切り込みハギの石垣が・・・
そして、進むと左の「扇の勾配」の石垣が・・
・・見上げるほど、そびえ立っています

打ち込みハギの石垣
隅角部は「算木積み」
あとは野面積み
下から見上げた、扇の勾配です!

ぬの門です
写真左下:二の丸側からの「ぬの門」と、リの二渡櫓の一部  写真右下:門の金具m(_ _)m


りの一渡櫓・・
官兵衛の鎧、黒田二十四騎の鎧が展示されています・・ りの一渡櫓は広くなにのに人が多く、展示立ち止まるので、・・・でてきました
写真右下:石棺です

二の丸広場より見上げる、天主です・・・

順路ではない路を・・「るの門」です

「るの門」を出て、菱の門へ・・ここからの天主をカメラに収める、撮影ポイントです!
案内人の方が新設に、沢山の方の写真を撮ってあげてました・・・勿論、嫁と、ツーショット! 3枚組・・広角で、縦型で、ズームで・・かけ声をかけて、一~、二~・・でにこり! パチリ成功です!・・ありがとうございました。

さぁ、天主を振り返りながら帰ります 団体さんが、又々到着です・・・・

これで、姫路城内の散策、見学は終わります・・・さて、今日は、姫路城が中心・・・訪れる前にググってます! なんと、大手前「P」には、無料で、レンタル自転車があります・・これを借りて、姫路城のお堀を一周、そして、町屋を訪れようと・・・
では、小休憩して・・いざ、出発です・・ その一終わります そして、その二に続きます・・・・・長文、ご苦労様でした!





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