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2022年4月18日

兵庫県丹波市の神社・・・山南町谷川3557 高座神社

兵庫県丹波市山南町谷川3557 高座神社です
前回の若宮神社の川を挟んで向かい側です



本殿が国指定重要文化財です

さぁ、境内へ・・・

随身門・・・切妻造、檜皮葺、三間一戸、八脚単層門

石造鳥居(市指定文化財)と拝殿
拝殿は、正面五間、側面二間、入母屋造、軒唐破風付、銅板葺

左柱前面に元禄六年(1693)の造立年・左柱前面に左柱前面には寄進者名が刻まれている


高座神社略記

祭神 高倉下命

一由結
會立年代不詳(式内社)当社祭神は丹波国造家の祖神 丹波の守護神として奉斎されたと伝えられている
当社は古来旧久下上久下両村の総氏神として年々の祭事が継承され現在に至った。
中世には当郷地頭久下氏の祈願所として当町金屋に鎮座していたが後年この地に遷座された。この時社地より移植した松の一本が参道の大松で「お供の松」といわれている。
徳川時代には谷川領主田家の崇敬厚く社領の寄進を受けている

一本殿
五間社流造 正面双千鳥破風付
向拝一間入母屋造正面和唐破風付
桧皮葺
県指定重要文化財 (注、現在は国指定重要文化財)

宝永二年(1704年)氏子により再建された。
棟梁は谷川の清水武右衛門、大工は谷川の清水七郎左衛門、加東都小部野□□義左衛門である。

本殿平面に桁行庇三間、身舎五間、梁間身舎二間庇一間、正面に向拝一間を付ける。
正面五間に对し背面六間の特異な構成である。
斗拱和様 、三手先(正面詰組)中備え蟇股付、手挟、蟇股板支輪などの彫刻や妻組の構成には江戸時代の技法が駆使されている。

・・・案内板より引用



拝殿脇から本殿右面を・・・




戎さん?

大黒さん?

       PentaxK200D 望遠で、パチリです

       右脇障子・・・鳳凰?


国指定重要文化財 本殿
五間社流造 正面双千鳥破風付 :向拝一間入母屋造 正面和唐破風付 :桧皮葺

     



        庇下

妻飾・・・
下段の虹梁と上段の虹梁間にも木鼻付きの大瓶束を入れてその間に大きな墓股を飾る

当社の本殿は山南町域・柏原町域では最大規模である

身舎の棟から一段下げて、向拝の入母屋造妻入の棟を出し、その両脇に千鳥破風をつける。正面から見れば破風が3つならび、中央の破風は手前の向拝まで突き出ており、 向拝ではさらに軒唐破風がつく

左面妻飾り

向拝は土間で、天井は格天井とし、四隅の柱を虹梁形 頭貫でつなぎ、木鼻彫刻、頭貫下の持ち送り彫刻で華やかに飾る

        庇下









天女か迦陵頻伽か?
いや、脚が見えるから、天女やね



       県指定文化財 高座神社のフジキ

根周り6.8m 目通幹囲3.5m 樹高約20m
全国的にも大変貴重なものである



平成二十四年度から二十七年度にかけて半解体修理工事が行われました
2016年4月6日・・・修復工事後 参拝いたしました
https://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/04/2016_6.html

そして、2018年5月19日、本殿が国の重要文化財に選ばれました

今回で、三度目の参拝ですが、彩色も色あせず、見事な姿をみせてくれました
周りが新緑、緑色でおおわれ、青空の日、参拝したいと思います



追記:記事文言には、丹波市歴史的建造物資料から、一部引用いたしております












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