兵庫県丹波市春日町稲塚288 御年神社です
御年神社は稲塚の鎮守社であります
境内は斜面地にあり鳥居を経て石段を上がると・・・
右手に山神宮、正面奥に拝殿・本殿があります
拝殿
本殿、向拝
木鼻
扁額
主祭神:大山祇神
配祀神:御年神他六柱
由 緒:創立年不詳
本殿はやや規模の大きい一間社流造、銅坂葺
正面は引違格子戸で、側面と背面は板壁で閉じる
建設年代は様式から19世紀中期と推定されると・・・
庇下、手挟み
妻飾り
・・・妻飾は二重虹梁で下段虹梁上にも出組組物を入れるので、妻飾は二段迫り出す
左、脇障子
・・・鶴を見上げて団扇で招く老人と子供・・・
右、脇障子
・・・滝を見上げる大人と子供・・・
降ります・・・
右の屋根は、安穏寺・・・
寺社巡りでの楽しみは、石造りの鳥居、燈籠が、どの時代なのか?
そこに刻まれている年号を探している私がいます
この御年神社は、なかなか楽しませてくれました
石造鳥居 正面から見て左柱、背面に・・・
享保十一年(1726)?
・・・と、なんとか読めるのだが・・・年は不安です
元禄十一年(1698)
寛保元年(1741)
寛政九年(1797)
石造鳥居、石燈籠に刻まれている年号から、元禄十一年(1698)から、享保、寛保、そして寛政(1797)の時代を経てきていると思うだけで、「うんうん!」と、時代に浸っている私がいます
追記:記事文言は、一部、丹波市歴史的建造物資料より、引用しています
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