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2022年3月11日

大阪城、天守閣の写真で、最上部が切れている現象を発見です

大阪城、天守閣を撮影いたしました

今回、大阪城、天守閣のRAWデータを現像するソフトは、ACDSee写真館2022を使いました
30日間、無料体験ってあるので、DLして、試したわけです
このソフトのお陰で、分かったことがあります
いやいや、今後の撮影に役立ちます

では、写真を・・・

ACDSee2022で現像

上の写真のように大阪城天守閣の上部鳥衾まで、構図として見上げ撮影いたしました

ところが、Nikonの現像ソフト、NX-Studioで、現像すると・・・

うん?
切れている!
鳥衾が写っていないぞ!

NX-Studioで現像



カメラ挿入の、メモリから呼び出して、拡大してみました
これも、切れています
なんで?
さぁ、どうするか?
なにが、原因か、分かりません


ここで、無料RAW現像ソフト、「darktable」なるもの使ってみます
この「darktable」に関して、別途記事にしますが、なかなか優れものです
なんと、写っていますよ!
darktableで現像


それぞれの設定を見てみます
まずは、ACDSee 写真館 2022
レンズプロファイルを有効にします

うん?
微妙に切れていますね
ACDSee2022で現像

「darktable」レンズ補正(赤枠)

お! これは、ちゃんと写っています
darktableで現像


そして、常用のAdobe Lightroom Classic
残念ながら、NIKKOR Z 24-70mm/f4のフロファイルがありません
自動補正で現像しましたが、やはり、鳥衾は表示されないのです
補正されたRAWデータを読み込んでいるようです
Adobe Lightroom Classicで現像



なぜ、なんで?という疑問が・・・

では、なぜこの現象がでるか、Nikonカスタマーセンターへ問い合わせの電話をいたしました

症状を伝えて話していくと、最初は、写真DATAを送ってください、解析しますとか話になりましたが・・・
担当者さんも色々調べています

私も色々調べてくれている間にググっていると・・・
下の説明文、発見・・・
・・・広角レンズのたる型のゆがみを自動補正して撮影するとあります

うん?
これか?
Nikonサイトより引用


すると、Nikonカスタマーセンターから入電
担当者さんから、自動ゆがみ補正の話がでてきました

・・NX-Studioを確認して下さい
下、赤枠が自動補正、On/Offなんですが、これを・・・

いや、薄く表示され、変更は不可ですよ!

再度、保留となり・・・
折り返し、入電・・・
NIKKOR Z 24-70mm/f4は、設定変更は出来ない、自動で、補正がかかるらしい・・・

Nikonとしては、どうしようもできません
もし撮り直しが出来なければ、お客様が、補正が反映されないソフトで現像するしかありませんと・・・

まぁ、そこまでは・・・
と、いうことで、原因は判明しましたので、サポートは終了となりました
NikonZ7+NIKKOR Z 24-70mm/f4は、自動ゆがみ補正が働いてちゃんとなおしてくれます
と、いうことでした


結論:
撮影する際に、補正が自動で架かることを頭ににいれて撮影しなければなりません
私は、とくに、神社彫刻の撮影が多いので、要注意です
しかし、マニュアルに詳細が見つからないのも、不満ですね

メーカー製以外のRAW現像ソフトは、補正前のRAWデータを取り込むので、ちゃんと構図に入っていますが、レンズプロファイルを適応させてもソフトで違うことも判明しました


難しいことですね
自動も善し悪しもありますが、安心して、カメラ任せが良いのかもね
構図は、撮影者が、カメラ+レンズの性能を理解して、撮影することですね

Nikonカスタマーセンターさんには、必ず電話繋がりますし、対応も良いので安心できます
まぁ、過去に他メーカで、色々ありまして、ホント勉強させていただきました 故







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