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2018年9月3日

白山神社・・市指定有形文化財と、巨樹・・京都市右京区京北田貫町宮ノ後12-2

京都市右京区京北田貫町宮ノ後12-2、白山神社を訪ねます

白山神社本殿は、京都市指定有形文化財、そして、その本殿の背後の小高い丘は「白山神社古墳」で、その頂には、京都市指定記念物「白山神社のカシ」があります

南丹市から府道78号線を走り、京都市右京区へと入ります
府道78号線、若狭高浜と京都を結ぶ旧高浜街道、その旧高浜街道沿いに位置します

社頭です・・・
・・・社標、案内板、記念碑、白山神社のカシの案内が整然と並んでいます



京都市指定有形文化財 白山神社本殿 一棟


・・・白山神社は、若狭高浜と京都を結ぶ旧高浜街道沿いの、田貫集落の産土神である。
明治維新までは、白山妙見大権現と称したが、明治六年には白山神社と改称した。
街道に面して南向きに鎮座する本殿は、擬宝珠の銘から、元禄二年(1698)に建てられたことが分る
建物は二間社、流造、檜皮葺で、丹波地方の神社に多い白木仕上げである。
流造は一般に柱の間を奇数とすることが多く、正面中央に柱が立つ二間社流造は、数少ない形式である。
社殿の彫物には彩色の跡がが見られるが、装飾は控え目で、全体的にやや古風である。
白山神社は、建立年代が明らかであり、改造が少なく、保存状態も良好で、希少な二間社として貴重である・・・案内板より引用・・・



舞殿

舞殿右側より社殿を・・・

社殿



身舎

右側面から

奉納額・・・
・・・元文三年(1738)の墨書きが読める


   社殿左・・石灯籠 宝永六年(1709)と読める

   社殿右・・石灯籠 享保十四年(1729)と読める


境内社





京北町指定文化財(天然記念物) 白山神社のツクバネガシ


白山神社のツクバネガシ
幹周(胸高)/790cm 樹高/27m 推定樹/360年
白山神社のツクバネガシは、府内でも屈指の巨樹として「京都府の自然二百選」に選定されている。また、往古より鎮守の杜のご神木として氏子の信仰をあつめ、根元の空洞には白山神社のお使いの白蛇が住んでいたとの伝説が残っている



根元から2本に分かれて伸びた樹高は27mにもおよぶ巨木です


ツクバネガシ前から本殿裏手を・・・古墳丘、小山です


神社境内、右手に「神泉」



ふと、神社前の田を、見れば・・・お! 稲刈り中、コンバインですね
・・・コンバイン・・・価格は高いらしい 200万~1000万台も・・
年一回しか使わないのにね!  農家さんも、設備投資が大変です・・・

脱線しました・・・見事な、ツクバネガシと、保存状態も良好で、希少な二間社でした












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