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2013年11月26日

四国、香川県 金刀比羅宮さん!


「α君」・・初めて・・瀬戸大橋、渡って、四国へ・・
・・・・金刀比羅宮さんへの旅です・・

写真:ドライブレコーダ WizMapよりキャプチャー
こんぴら船々 追風に帆かけて シュラ シュ シュ シュ 廻れば四国は讃州那珂の郡象頭山金毘羅大権現一度廻れば・・・・と、歌われた・・民謡「こんぴら船々」・・トータル一三六八段の長~い長~い、石段です・・
高く長い石段は人生と同じ。あわてず、ゆっくり登りましょう。
「しあわせさん。こんぴらさん。」こんぴらさまは、いつも、みんなのしあわせをお祈りしています。 ・・と!
・・・あの金刀比羅宮さんへ参拝です・・・

鳥居に、「しあわせさん。こんぴらさん。」が黄色の垂れ幕や、あちらこちらに、ポスターで、参拝者の目に飛び込んできます。

平凡な、おっちゃん・・息子達と、一度、参拝に来ました・・その時のことは今でも忘れません・・(^^;)後述します!

今日は、嫁と二人・・・25日の土砂降りの雨の「四天王寺さん」・・その翌日、四国へ・・・・
なんとなく、ほんと、なんとなく・・・金刀比羅宮さんへ・・行こうか!と・・・
その布石は、実は、他にあるのです・・それは、現存する天守の丸亀城にあったんです(本音!)

でも、やはり、ご近所?・・まずは「金刀比羅宮さん」へ・・・行きましょうってことに!
前回は何処に車、駐めたか、多分、町営「P」にと思うのですが・・・
その時代と違い、ググってみると・・・新明商店街の裏手とか・・色々書かれてています・・
駐車料金は、町営が30分単位とか、1回500円とか、土産物屋さんで土産買えば無料とか・・様々です!
一応、下調べして、琴平小の幹線沿いが・・穴場?・・と、いう情報が・・その道を進んでいくと・・
駐車場のおっちゃん、にいちゃんらが・・声を、かけてくる・・その中の兄ちゃんに捕まり・・・

写真:ドライブレコーダ WizMapよりキャプチャー(左下、客引き、右下、「P」へ案内です)
参道に近いから、一回500円・・です・・どうぞ、ついてきて下さいって・・まぁ、ええか!と、・・
ついていくと、土産物屋さん経営?・・お帰りに土産物屋さんで、1500円お買い上げ頂いたら、500円無料です~!
そして、竹の杖・・使って下さい・・って!!・・ふと、あたりの「P」、見渡せば、500円が多い・・中には300円も・・・
駐車場、戦争です・・・・・では、「α君」をお預けして・・杖借りて・・さぁ、頑張りましょう・・
店の方にも、往復、約1時間半ぐらいですよ・・って・・励まされ・・ました!!
最近、足、いや、石段は、結構、慣れているので・・・でも、一応、嫁に内緒で、パンテリン液を・・・

参道を歩いて、酒造メーカさん、古いお宿、虎屋さんとか・・ここで、後ほどお世話になるとは・・・!
さぁ、一段目です・・・
両側のお土産物屋さんの立ち並ぶ・・石段・・今まで、どれぐらいの人数が登ったのでしょうか?・・想像がつきませんね!
観光ガイドの人が説明しているのを横で盗み聞きすると、真ん中の石畳みは「神様」が使うところ、庶民は左右を使います・・と!
まぁ、言い伝えですから・・うん、うん、と、いって、真ん中を杖、頼りにあがっていきます・・
この竹の杖、・・意外と、役に立つというか、頼ってしまいますね・・・!

この石段上がって、丁度「百段目」・・

松浦百段堂・・良いお名前ですこと・・・!
最初の鳥居さんが・・その側に、重要有形民族文化財・・備前焼 「狛犬」が・・
この付近から、大門までの急な坂を「一の坂」と呼ぶと・・・・
その坂を登っていくと、左手に、重要有形民族文化財・・「灯明堂と釣燈籠」が・・・
この灯明堂は安政五年(1858年)に建てられたもので、備後国因之島浦々講中の寄進と・・

おおぉ・・上から、篭が降りてきました・・云っちゃ悪いけど、重そうな、丸々のおばさん・・いや、仕事はいえ、大変でしょうね・・!
後で知ったのですが、片道3000円、往復6000円ぐらいらしい・・・
何段上がるかって?・・・
大門までなので、三六五段を・・
いや、いや、できませんね、この仕事は・・!!・
確か、寅さんの映画でも、寅さん乗っていましたね!
どの方が、エキストラで担いだのでしょうか・・ね!
ちょっと、階段から振り返ると・・おお、景色が・・
大門まで、もう少し・・割と、急な石段になってきました・・見えました、大門です・・

大門前には、鼓楼及清塚が・・・天保一五年今から130年程前から建つ鼓楼は朝夕時を知らせる太鼓を備えた高閣であると・・
大門・・慶安二年(1649)建築、当国高松城主松平讃岐守、源頼重、寄付とある
大門をくぐると、いよいよ、参道です・・桜の馬場と案内書に・・木々に、石灯籠に、寄進の石碑が・・両側に対並び・・
いや、素晴らしい雰囲気です・・・その寄付、金壱百満圓、金弐壱百満圓、金参百満圓~そりゃ凄いね!! その数、何本建っているのやら・・そりゃ、凄い金額でしょう・・・
写真左下:見上げて 写真右下:上から大門方面を眺めて・・・
桜馬場西詰銅鳥居まで上がると・・その左に広場が・・・・おおぉ・・プロペラ(スクリュー)が・・・
どこが、寄進したのか、どうやって、運んだのかなぁ・・裏道、大型クレーンでしょうなぁ・・
で、どこの会社・・今治造船さん・・・すごいね!
写真右上:そして、・・神馬(しんめ)が・・・おられます

又々、その右を見れば・・・他の神社仏閣と異なることが・・・ペット、OKの看板が、なんですって・・・う~っん??

その先を又々、上がれば、右に立派な、書院が・・・・重要文化財です
表書院、奥書院・・・三百数十年前の建物で、円山応挙、伊藤若冲、岸岱筆の襖絵があるとのことです

さらなる石段を上がると・・・目の前に「おおっ!」と、言葉が出てしまった、建物・・「旭社」です
「旭社」・・重要文化財・・・

天保8年(1837年)に建立された銅瓦葺の二層入母屋造の建物で、高さ18m・・上、見上げれば、屋根の下から、雲の彫刻が・・
そして、全体に多くの美しい彫刻が・・柱間と扉には人物や鳥獣、草花が彫り込まれています
旧金光院松尾寺の金堂とのことであり、神仏分離により、神式に変えたとのことです
あまりの豪華さに江戸時代に参拝した森の石松は本堂と誤り、ここへの参拝のみで帰ってしまったと伝えられているそうな!
いや、ほんと・・・すごいよ!・・こんな凄い金堂・・お目に掛かったことありません!

では、本殿にむかいましょう・・そこに、賢木門が・・・
四脚門で、長宗我部元親が寄進・・6本の柱のうちの1本を逆さに建ててしまったとのこと・・どの柱か、わかりませんっけど!

賢木門もくぐり左手に山の石垣のやや、細い参道を歩くと・左折、そこは、闇峠・・
正面に本宮手水舎が・・お清めして・・
渡る石橋は、蓮離橋・・見事な石橋です・・
そして、石垣の見事なこと・・・
さらに進み、左折・・いよいよ、最終コーナー・・本殿への石段です!
下から眺めた写真と、上から見た写真です・・勾配がはっきり、わかりますよね!

着きました・・・金刀比羅宮さん、本宮です・・・七八五段です・・・やりました・・うれしいです!!
では、参拝です・・本日の旅の安全、これからの旅の安全も祈願いたしましたm(_ _)m
本殿:1878年に再建。桧皮葺・大社関棟造り - 大物主神と崇徳天皇をお祭りされています
幣殿は桧皮葺・大社関棟造り、拝殿は桧皮葺・大社関棟造り、神饌殿は入母屋造・檜皮葺で、荘厳な建物です!

さぁ、展望台です・・・景色、時を経た今でも、変わりません・・絶景です・・讃岐富士、丸亀城が・・そして、瀬戸大橋が見えます・・写真右:同じ立ち位置から、ズームで・・・
良き、天気に恵まれ・・これも、金刀比羅宮さんへ感謝です・・・

このお山、象頭山・・・名勝天然記念物、ご祭神 大物主大神 石段、本宮まで七八五段、奥社まで一三六八段・・
本宮位置、海抜251m・・全山、瀬戸内海国立公園なんですよ!
今回は、本宮の、現在地の・・ここまで・・・訳は最後に・・・奥社へは行きませんm(_ _)m

この本宮前の建物は、記憶にあります・・・
本宮から、南渡殿の側をすすんで、三穂津神社へ・・
本宮の隣に建つ三穂津姫社は、祭神は三穂津姫神で1876年造営とのこと・・
本殿は、檜皮葺・王子造、中殿は檜皮葺、拝殿は檜皮葺・本宮と同じく大社関棟造・・・

そして、奥の絵馬殿へ・・
多くの船の写真が、そして、自衛艦の写真も、奉納されています・・航海の安全を祈願されています
そして、以前にもあり、記憶にあります・・
あの堀江健一さんの、マーメイド号・・改めて、このヨットで太平洋を渡るとは・・考えられません!!
この絵馬殿のベンチに座り、休憩したこと・・前と同じです・・・
横をみると、緑黛殿・・真新しい建物・・これは無かったです・・

さぁ、次なる目的もあるので、下山しましょう・・・
下山の石段を上からと、下からと・・・パチリ・・です!

・・・この階段で・・・前回事件が起きたのです・・・・
それは、息子が、石段を飛び越し、飛び降りた時、左足首を「グキッと!」・・捻挫です!
その時の光景は、忘れません・・・痛みをこらえて、700段を降りていました・・・さぞかし、痛かったことでしょうが・・
自業自得です・・危ないから、気をつけよとの親の忠告を聞かず、ふざけるから・・金刀比羅宮さんが忠告したのでしょう!!・・・・

石段、降りていくと、先ほどの旭社が・・・そこに「マルキン醤油」が奉納されています・・・

ググってみると・・・
小豆島丸金醤油さん、金刀比羅宮さんのご紋章からいただいた「丸金」を商標としていると・・

醤油の右側の壁の彫刻も・・素晴らしいです!

・・雑学でした!・・

再度、「旭社」・・楼上の「降神観」額は、清朝の書家、王文治の筆とのこと・・・(写真左下)

そして、旭社の向かいの廻廊・・1854年建立、1901年改築です!(写真右上)
何事もなく、静かに、座して、休憩しているのですが・・旭社を見上げると・・ワクワクしてきます・・
・・・素晴らしい建物です・・今までの、見てきた金堂では、私の中で、No1・・です!

来た石坂を降りて行くと・・・突然、携帯電話が・・・鳴り・・・まぁ、ええかぁ・・参道やし、迷惑かからんやろと!
電話にでると、大阪の友人でした(奥さんと愛媛県へ帰省中)・・今、四国や!・・私も・・と、いうと・・!
へぇ・・どこにいてるの・・金刀比羅宮さん・・参拝ですと、いうと、いきなり、奥社いったか?と・・
いや、行っていないというと・・・なんでや!金刀比羅宮さんは奥社、1368段上らんと、意味ないで・・って・・
叱られました・・でも・・と、言っても、繰り返します・・奥社へと・・
ここで、当方の目的を話し、やっと、本宮で帰ることをお許し?いただきました・・・
横で、聞いていた「嫁」・・もう一回、行こか!って・・無理です、予定消化できましぇ~ん!!

と、ハプニングが起こりましたが、帰途へ・・・降りて行くと・・
重要有形民族文化財・・青銅大燈籠が・・・
金刀比羅宮さんへの奉納の青銅燈籠中、最も豪華で、山形酒田を始め刻名の多くの奉献になると・・・
その側に、金刀比羅本教総本部が・・・

さぁ、竹の杖をつき、ぐじゃ、ぐじゃと・・、嫁と話ししながら、降りてきまいした・・・
お昼13時です・・ゆっくりと時間かけましたので、2時間かかりましたね・・さぁ、昼食です
四国、そう、讃岐うどんです・・・どこで食べるかです・・・
この通りは、両側はうどん屋さん・・当たり前けど、多い・・・

登りの際に通った、さぞ、古いやろ、「虎屋」・・門前の宿だったのでしょう・・今は、うどん屋さん・・・
店前に「かけうどん、300円」・・もう、雰囲気で、入りました・・
そして、いただきました・・・お味は、個人の好みによりますのでね、その地、その地のお汁の味が違いますね・・・・はい!

でも、この「虎屋」さんの看板お婆さん?・・客、呼び込みが凄い・・・
にいちゃん、うどん・・どう!・・3人で一杯でもいいよ、お茶だけでもいいよ!・・入って・・と!
そこに、その三人・・入ってきて、メニュー渡され・・うん?
私達は、食券売り場で、立て看板をみて、食券買ったのに・・・なんで・・?
そうか、呼び込み客は、逃がさんように、とりあえず座らせる・・お茶出す・・メニュー・・手順やね!
その三人・・お茶だけが、うどん、注文してました・・・(*^_^*)

その間、お婆さん・・次のターゲットへ・・おねえちゃん・・かけうどん、300円・・ここだけやで!・・と!
この商魂逞しい姿、頭が下がるおもいで、うどん食べるのは二の次で、お婆さんの動向ばかり、目で追っていました!!・・勉強、させていただきました!
でも、月見うどん、きつねうどん、それぞれ500円・・・安いです!

そして、すぐ側に・・・こんぴらさんの御神酒を造っている西野金陵株式会社さんの金陵の郷が・・・
このお庭に、ご神木の楠が・・・樹齢、鎌倉時代・・なかなかのお姿です!
・・・ありがとうございました

さて、駐車場到着です・・・さぁ、土産物を買うか、品定めです・・・
ここで、1500円以上購入すると、500円の「P」代が無料に・・・さあぁ、どうする、嫁よ!
この辺は、嫁の担当・・・考えた末、「讃岐うどん」二袋、購入・・・術中にハマッてしまいました!
しかし、前述しましたが、「P」といい、うどん屋さんと、いい・・客引きの難しさ・・又、逞しさ・・を・・
改めて、感じたしだいです・・・

さぁ、次なる目的地、実は、善光寺なんです・・・お寺の名前が「市」になっている、善光寺市・・・
そこへ、向かいます・・・・

金刀比羅宮さん・・訪れた感想・・・
2回目ですが、やはり、すごいお山でした!・・そして、「旭社」・・お見事でした!
昔から船の安全祈願!、嫁の実家に金刀比羅宮さんも御札がありましたね・・はい!
荘厳に静かにではなく、ワイワイと訪れる、お宮さんと思います・・・又、元気なうちに奥社1368段挑戦です!
今回の備忘録は、超大作で、写真66枚・・でした!


※内容は私の主観によるもので正確性を検証していませんので・・文中、文言の一部はWikipedeaより引用させていただきました

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