6月の神社探訪・・・兵庫県小野市垂井町908 住吉神社です
ここ住吉神社の本殿彫刻は中川利兵衛の世界です
小野市? 神社探訪は初めてですね
住吉神社由来記
祭神
・表筒之男命
・中筒之男命
・底筒之男命
由緒 当神社は創建年代は不明ですが、人皇十代の時とも養老六年ともいわれています。
古書類は兵火のため焼失してはっきりしていない。
もと河内里山田に鎮座していましたが、 夢想によって市場村喜多島に奉遷し、後に現代の地に奉遷することになり一名川内大明神 ともいわれています。
延喜式神名帳に所載の神社であって、元和元年小笠原忠政の社領を 寄せられ、慶安以降徳川将軍代々の社領朱印地として拾石を賜りました。
その後、小野 領主一柳家の氏神として厚く当社を崇敬し、灯篭、鳥居など多くの寄付を賜り、それらは 今尚現存しています。又地方の大社として一般の人々の崇敬も厚く、明治四年八月小野県県社に明治四十五年に指定神社になり、昭和十七年六月に県社に昇格いたしました。
現代の本殿は宝暦年間に再建され、続いて神門、拝殿、その他の建物も再建され、その後、 幾多の大改修を経て現代に至っています。 長い参道の奥の木立ちの中に鎮座しています当 住吉神社は、華麗な彫刻と自然との調和のとれた霊験あらたかな由緒正しい御社であり ます。境内には稲荷神社をはじめ、猿田彦神社、祓戸社、磯御前社、豊磐間戸神社、櫛 間戸神社、などの小宮があります。・・・案内板より
神門
木鼻
蛙股
境内
拝殿
本殿再建後の拝殿
先人曰く、後年別の彫物師と思われると・・・
本殿・・・宝暦年間に再建された
右側面
幣殿、木鼻
右、脇障子
その左下に刻銘がありました
摂州 大坂住
彫物工
中川利兵衛尉 藤原親家
左脇障子
この右下に刻銘が・・・
大阪安土 彫・・・までしか見えない
実は、右脇障子で刻銘を見つけたので、まさか左脇障子にもあるとは知らず、写真現像時に発見してというお粗末なことです
左、側面
懸魚も立派なものです
その下、蛙股 左、牛?じゃないなぁ? 右は虎
稲荷神社
この鳥居の柱に、文化十癸酉(1813年)と刻まれている
蔵の神
手水舎
社務所
拝殿の妻飾り
洞林寺跡社務所
鳥居を探して・・・県道加古川小野線へ
文化十四(1817年)
天保十一(1840年)
文政九(1826年)
恐らく、第一鳥居かと思われます
奥の社叢が、境内です
小野市の神社探訪は初めて!時はやや夕刻に近く、慌てて撮影しましたので、なにか物足りませんね
しかし、彫刻といい、多くの石造物といい、歴史ある立派な神社でした
また、この辺を通るとき、再訪しましょう
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