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2015年1月11日

登録有形文化財の南海電鉄駅舎・・諏訪ノ森駅、浜寺公園駅・・・大阪府堺市! 

大阪府高石市の友人を訪ねました・・・まず、電車に乗っていくことはない、絶対ありえない・!
だから、南海電鉄の諏訪ノ森駅、浜寺公園駅が、登録有形文化財駅舎とは知りません!
そうこの両駅、そのすぐ側の府道204号線は、何度通ったことか・・・・!
で、なんで登録有形文化財駅舎を見つけたかなんです・・・これも、たどれば、黒田官兵衛・・・
そう、堺といえば、千利休・・ググっていったら、堺市、屋敷跡・・が、名所旧跡で出てたのです・・・

堺市の観光案内は、充実しており、それはそれは、便利で、わかりやすい・・・なにせ、堺市は広い・・よ!
で、その観光案内の中で、発見したのです・・・南海電鉄の登録有形文化財駅舎、諏訪ノ森駅、浜寺公園駅を!

では、大阪、難波に近い方から・・・?
諏訪ノ森駅駅舎です・・・府道204号線の諏訪森中の信号を左折(北から走ってきましたから)・・
すぐ、踏切が・・・そして、工事中・・高架事業の工事やろななぁ?

左には・・大手スーパー、その向かいに、諏訪ノ森駅駅舎が・・・
大正8年建てられた諏訪ノ森駅駅舎と新旧対照的ですね!

諏訪ノ森駅駅舎・・正面から・・・パチリです!

・・・明治の開業当初は八角形の建物だった・・大正8年(1919年)に移設、今の48㎡ほどの西駅舎が建てられました・・


写真下:駅舎内から、入り口上部の明かり取り窓のステンドグラス・・・
浜寺から淡路島にむかって海岸の様子が描かれていると・・・
松の緑、幹の茶・・・淡路島!・・う~ん!・・おしゃれです!
駅舎内、券売機の右手、二人掛けの程度の小さな待合空間?椅子・・建築当時に流行したデザインらしい・・・
明かり取り窓のステンドグラス、小さな待合空間・・大正ロマンが感じられる、駅舎・・登録有形文化財です

写真左下:駅舎内左側、改札機は最新鋭機?  写真右下:登録有形文化財のプレートです!

さぁ、電車に乗って・・いや、「α君」に乗って、次に駅、浜寺公園駅へ・・そう、次の駅なのです!


私鉄最古の現役駅舎・・・浜寺公園駅です・・・

府道204号線の浜寺駅前を左折・・
ここも開発が・・大きなロータリーになっています!
その正面に、浜寺公園駅駅舎見えました・・
おおぉ、残念ながら、一部、工事用塀があります・・・

ここへあった松の木(二本)・・浜寺公園へ仮移植いたしましたと・・・説明があります!

中央公会堂、東京駅を手がけた辰野金吾博士事務所の設計。
明治建築では数少ない現役且つ私鉄最古の駅舎は、柱や梁が幾何学的デザインで美しく、学術的評価も高い堺が誇る建築物で国の登録有形文化財です
写真下:駅舎右側はギャラリとなっていますが、閉まっています・・確か平成27年3月で閉館と?書いてあったような・・・記憶が。・・m(_ _)m
明治時代に建築された数少ない現役駅舎としても貴重で、私鉄最古の駅舎でもあるその外観は、柱や梁が幾何学的にデザインされ、大変美しく学術的にも高い評価を得ている建築物です。木造、平屋建てのハーフティンバー様式の駅舎は、浜寺公園・海水浴場などの海浜リゾート地の玄関口として、また高級住宅地の玄関口として、浜寺地域の変遷と歴史を見守ってきました。この様式は柱・梁・斜材をそのまま外部に現し、その間の壁体を石材・土壁あるいはレンガで充填したもので、イギリスで1450~1650年頃に盛んに行われた方式です
・・・堺市観光案内より引用



写真左下:駅側から見た、浜寺公園入り口・・・なんか、すごい、メインストリートです・・写真:「α君」のWizMapキャプチャーです

浜寺の海岸は古くから白砂青松の名勝の地として著名で、明治5年(1872年)には浜寺公園が造られ、明治30年(1897年)には鉄道の駅が作られました。

今は、公園の奥、煙突が見えますが、臨海工業地帯です・・・

私の父の時代は海・・子供の頃は泳ぎに来たらしい・・生前、聞いた記憶があります・・

写真下:連続立体交差事業・・・説明図
左から、諏訪ノ森駅、浜寺公園駅、東羽衣駅・・・


すてきな、風情のある、登録有形文化財駅舎、諏訪ノ森駅、浜寺公園駅を尋ねてきました!
東羽衣に住む、友人の話では、 諏訪ノ森駅、浜寺公園駅の建物は存続するらしい・・です!
しかし、風情はかわるでしょうし、建物だけが取り残されていくのは必定です・・・

高架事業も必然性はあるでしょうが、この風景が壊れるのも残念です
完成は平成40年3月とあります・・・それまでに、電車に乗って、一度車窓から、又、駅を降りてみようかなぁ・・ と、そんな気持ちになりました・・・

平凡なおっちゃんの頭の中の記憶のVTRは・・古き良き時代・・さぁ、いつまで保存が効くことやら・・・いつかは消えていきます・・・ね!

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