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2013年11月21日

紅葉めぐり・・桜井市、談山神社


桜井市、その周辺の有名な神社仏閣・・といえば、長谷寺、室生寺、大神神社と思っていました!

しかし、おもわぬ落とし穴・・「談山神社」・・全く、知りませんでした!
新聞の紅葉だよりに掲載されるぐらい・・有名な紅葉スポットなんでしょうね・・
その記事で奈良は、竜田川、奈良公園、談山神社、長谷寺、吉野山中千本、信貴山朝護孫子寺なんです!

で、「橿原市・・重要伝統的建造物保存地区、今井町」の備忘録にも記しましたが・・・・
前日の夕刊の天気予報に騙され・・・いつもなら、念入りに調べるのに・・つい!!
予報は、午前、晴れ、午後、晴れ・・しかし、当日は・・午前、曇りのち、雨・・午後、雨のち曇り・・になってしまいました!
こればっかりは、仕方ないと、諦め・・しかし、助手席の嫁・・不機嫌です(^^;)

今井町から、昼食を済ませ、「談山神社」へ・・今日は、長谷寺は「やめ!!」です

「カーナビ君」の案内で、奈良県道37号桜井吉野線を南下、すれ違いも一杯一杯のところもある山道・・・
えぇ・・路線バスが走っているよ・・・・桜井駅、国道165号より、少しの距離・・・
雨の中、できるだけ話題を紅葉に絞り・・・着きました・・・談山神社・・・です!
ここ、「P」・・多いのです・・No1 ~No5まであります・・・無料です!
どこへ停めようか・・おお!・・皆さんが停めているNo2に・・・でも、鉄製の階段がそびえ・・・
まぁ、ええか!・・傘をさし、黙々と登ると・・えぇ・・沢山の方が歩いておられます!
えぇ・・露店まで出ている・・こんな山の中に・・?
露店を過ぎて、参道へ・・えぇ・・土産物屋さんが軒を並べて・・
そして、左側には・・えぇ・・ホテル?・・多武峰観光ホテル・・ここは?・・何なの?・・
そのホテル、土産物屋さんの向かいの山が・・・目的地「談山神社」なんです!
談山神社境内周辺の御案内のパンフの地図、配置図みれば、紅葉、そして、桜・・
所謂、桜井市の、名所なんでしょう・・ ね!
えぇ・・の連続やなぁ・・ ここは!
左図:談山神社パンフより、引用


雨の中、結構な人数の方々が拝観にきてはります・・・
そうすると、新聞に紅葉だよりが、載るはずやなぁ・・と、ブツブツと!
JAF割引きが適応されると、談山神社のサイトにちゃんと、記されています!
入山拝観券には、ちゃんと、一割引きのスタンプが・・・
そして、絵巻、楽図が印刷され・・この券から、煌びやかな様相が感じられます
談山神社境内周辺の御案内のパンフによれば・・・
その数・・15の重要文化財指定の建造物が・・・
さぁ、では、入山しましょう・・おっと、・・鳥居が・・その先の階段・・なんと・・140段!!
少々、ヒィヒィいいながら・・登りました・・その石段の両脇は、雨に濡れた、紅葉が・・キレイです!
さぁ、一番さきに拝観する場所は・・拝殿・・勿論、重要文化財・・
拝殿に上がり、感じたこと・・この神社・・オープンやなぁ・・って!
ここで、「談山神社」由諸・・・・
中大兄皇子(後の天智天皇)と、中臣鎌足(後の藤原鎌足)が、談山神社本殿裏山にて極秘の談合を・・・入山券の左下絵巻が、その様子が描かれています
この談合により、645年、飛鳥板蓋宮で蘇我入鹿を撃ち、中央統一国家及び文治政治の完成という歴史的偉業がなされました
そして、後に「談い山(かたらいやま)」「談所ヶ森」と呼んだことによるとされるとあります
所謂、この事件も含めて、大化の改新と、あります・・・
学生時代・・確か、勉強したよなぁ・・?

左図:入山券より引用
そして、都を飛鳥から難波宮に移し、蘇我氏など飛鳥の豪族を中心とした政治から天皇中心の政治へと移り変わったとされるのです!
天智天皇より、中臣鎌足は、大織冠内大臣という、最高位を授け、藤原の姓を与えられたのです
鎌足公没後・・大宝元年(701年)方三丈の神殿を建て鎌足公のご神像を安置しました
これが、談山神社の始まりです・・・神号: 談山権現、談山大明神とあります(Wikipediaより一部引用)

談山神社のパンフ・・大化の改新発祥地とあるのです・・由諸、ググってみれば、この地が、天皇中心の政治へスタート地点となりますね!
飛鳥板蓋宮、飛鳥、難波宮・・すべて、訪れました・・いや、・・驚きです、よく流れが見えるようになりました!!

元号使用の歴史・・・
『日本書紀』によれば、大化の改新(645年)の時に「大化」が用いられたのが最初であるとされる。
以後、7世紀中後期には断続的に元号が用いられたことが『日本書紀』には書かれている。(Wikipedia 引用)

拝殿内から、本殿を・・江戸時代、重要文化財です
社殿全体は極彩色模様や、花鳥など彫刻によって装飾され、日光東照宮の際のお手本となったことでも有名とある・・!

お手本が沢山あります?ね・・・和歌山、紀州東照宮、滋賀、坂本、日吉東照宮・・備忘録記しました
時代からすれば、談山神社の本殿が、お手本でしょう・・・私見です・・はい!
カメラ・・雨粒があたり、レンズ・・ちょっとおかしい・・ピンボケ、霞み掛かってしまった・・残念!
そして、拝殿からの紅葉眺望を・・・いや、キレイです!・・よき、アングルですよね!(写真左上)
写真右上・・楼門を振り返り・・・重要文化財ばかりで、どこから撮影したらよいか、皆さん・・カメラ、カメラです!

階段おりる右手に・・西宝庫・・重要文化財・・
東宝庫・・重要文化財・・校倉造りで「対」にて本殿を挟むように建っています・・
写真下中:西宝庫 写真下右:東宝庫
その階段の先には、十三重塔・・重要文化財・・


西暦678年に建立・・
現在の十三重塔は享禄5年(1532年)に再建されたもので、木造の十三重塔としては世界で唯一現存するものであると・・
高さ17m、屋根は檜皮葺き
すごいなぁ・・初めて見ました・・圧巻です・・パチリ、パチリ・・紅葉に栄えて、素晴らしい景色です!

その先には、権殿・・重要文化財・・
970年摂政右大臣藤原伊尹の立願にて創建・・現存のものは、室町後期の再建とある

その権殿から右手には、末社・比叡神社本殿が・・重要文化財・・
寛永4年(1627)造営の一間社流造、千鳥破風付、桧皮葺き・・飛鳥の大原にあった大原宮で、ここに移築とある

さらに権殿から右手、巨木の杉から下をみると・・・
古い、忘れかけられているような・・・
そう、総社本殿と、総社拝殿が・・・
末社・総社本殿・・重要文化財・・・
延長4年(926)の勧請で、天神地衹・八百万神をまつり、日本最古の総社と云われている
・・しかし、面影はあるが、極彩色、彫刻が、色落ち、寂れていくのも、これも、歴史かなぁ・・・

総社拝殿・・重要文化財・・裏手?・・
狩野永納の壁画・・と、ある・・ピンぼけ・・
見上げると、これか?と・・思うが、しかと、解らない・・・色褪せているのは、総社本殿と同じ・・・

そして、総社本殿と、総社拝殿の間から・・
紅葉を・・パチリ!

雨滴がレンズに・・<m(__)m>
総社拝殿を、神廊拝所から・・パチリ・・この広い空間は「蹴鞠の庭」で、今でも年2回行われているようです!
神廊拝所・・重要文化財は、屋根だけパチリ・・

その横には、閼伽井屋・・重要文化財!
屋根はこけら葺きで元和元年(1619)の造営・・この中には井戸があり、「摩尼法井」と呼ばれています

さぁ、もう一度、拝殿に戻り・・拝殿の下を散策です・・
見事な、柱が並んで、支えています、そして、それを下から、パチリ・・よき、アングルです!
摂社・東殿・・重要文化財
元和5年(1619)造替の談山神社本殿を寛文八年(1668)に移築したものです
恋神社とも云われ、縁結びの神として、信仰があついとあります

さぁ、下山しましょう・・
参道に、重要文化財・・後醍醐天皇寄進、石燈籠が・・・元徳3年(1331)の刻銘をもちます・・写真後ろの燈籠とは格が違いますね!
ここで、嫁・・いない!・・お土産物屋さんで、「焼きもち」買っていました・・・美味しいかったです!
嫁、そして、寒い寒いと・・談い山・・標高566m・・寒いやろね
平凡な、おっちゃん・・着込んできているので、大丈夫・・
さぁ、帰路へ・・「P」より、山並みをパチリ・・
途中、東大門があります・・やはり、一旦停まり、勿論、パチリです!!

今回の紅葉見物は、天気予報に騙されました?・・が、談山神社の紅葉、建造物、特に十三重の塔・・お見事でした

帰路は、折角だから、三輪神社、いや、大神神社前を通り、天理市を通り、奈良公園へ・・
右手の山々・・紅葉・・してましぇ~ん!!・・残念です!
興福寺の五重塔を左に見ながら、東大寺を右に見ながら・・一路、木津方面へ・・・
のんびりと、帰途につきました

来年は、必ず、天気を選んで、再訪問します・・決定です・・・

走向距離、211km、平均燃費20.3km/L・・・うん?、燃費悪いな・・アクセル踏み込み過ぎ?・・反省です!

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