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2020年7月13日

華厳宗大本山 東大寺・・・二月堂を拝観します

華厳宗大本山 東大寺、二月堂を拝観します
お水取りでお馴染みです
修二会(お水取り)は、毎年3月1日から14日まで行われる行事です


諸悪莫作 衆善奉行 自浄其意 是諸沸教

一切の悪しきをせず 多くの善事を行ない 自からの心を浄めること 是が諸仏の教えなり 
(七沸通誠偈)二月堂



二月堂も静寂に包まれています



斜面に張り出して建てられた建築、懸崖造り
平面規模は正面七間、奥行十間で、寄棟造、妻入り、本瓦葺き
三角形の妻を正面に向け、最前列の一間通りは吹き放ちの舞台とし、高欄を設ける

舞台の左端角(上写真右角)から眺める奈良市内・・・大仏殿の大屋根も見えます
・・・絶景です・・・


吊り燈籠

       二月堂


本尊 十一面観世音菩薩 秘仏
當堂は天平勝宝四年第四十六代孝謙天皇勅願実忠和尚創建東大寺伽藍の一なり
寛文七年二月炎上□徳川家綱公再建現在堂宇これなり。平成十七年十二月国宝に指定さる


本尊 十一面観世音菩薩 絶対秘仏・・・
学術的調査、先生たちも、だれも見たことはなく、写真、絵すらないようです
もちろん、一般公開などあり得ない


左側面、奥から

手水舎 
注意書きが目立ちます・・・飲む人がおるのでしょうね

ここも絶景です

登廊を上から・・・

登廊を下から・・・

松明が走る光景しか思いつきません・・・
・・・斜面に張り出して建てられた建築 懸崖造り・・・


下写真:赤四角 閼伽井屋
正面から撮影したつもりでした、ありません 
上からの写真で・・・ご容赦!

閼伽井屋「お水取り」の儀式そのものが行われる神聖な空間
井戸「若狭井」から香水と呼ばれる水をくみ、二月堂に運ばれます
香水をくむ様子は秘儀で、一般は見ることもできなのです


裏参道から二月堂をあとにします


裏参道・・・瓦屋根に築地塀
・・・いい雰囲気です・・・以前もこの位置からパチリしましたね
今回は、だれもいません・・・


ふと、左見れば・・・

重要文化財 大湯屋

東西八間・南北五間
奈良時代の創建 温室或いは大湯屋ともいう
治承四年(1180)の兵火で罹災建久八年俊乗上人再建應永十五年惣深上人修理加え昭和十二年解体修理を行う
内部に鉄湯船あり 中世の洗浴の貴重な遺構である


定番 マンフォール
「ナラノヤエザクラ」と「シカ」です

歩きましたね・・・
しかし、よき天気に恵まれ、二月堂から眺める奈良市内、生駒山まで見える眺望

そして、静かな東大寺、二月堂・・・でした
最高でした

東大寺、裏参道を歩き、最後の目的地、正倉院へと、もうひと頑張り歩きます









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