中井権次一統の足跡を巡っています
中井権次一統の最後の弟子といわている、「上田柏山」
その上田柏山の彫刻下絵が二百二十五点が、柏原歴史民俗資料館に寄贈されました
そして、2020年2月14日、企画展「中井権次と上田柏山彫刻下絵の世界」が開催され、行ってきました
https://a-shi-a-to.blogspot.com/2020/02/blog-post_14.html
資料にも、兵庫県三田市波豆川字、八坂神社も紹介されていました
ここ、八坂神社は、2015年4月に訪れましたが、その折りは、中井権次一統の足跡と思いませんでした
が、後日中井権次一統の最後の弟子と判明したので、中井権次一統の足跡といたしました
そして、今回、久しぶりに、再訪いたしました
龍背面、刻銘 「兵庫県氷上郡柏原町住 彫物師 上田柏山」
・・・上田柏山・・・
明治十八年、新井村(現、丹波市柏原町田路)に生まれ、十二才の時に八代目中井権次橘正胤に弟子入りした。
本名は源次郎。
昭和五十二年に九十三才で亡くなるまで、社寺の装飾彫刻や、扁額、欄間などの多くの作品を手がけた。
社頭です
手前の石灯籠は、宝暦九(1759)上の石灯籠は、天保十(1839)と、刻まれてる
三田市観光協会
祭神:素戔嗚命と日本武尊
創立年月は不詳であるが、室町時代、大永六年(1526年)四月の本殿が再建されている。明治四十三年、波豆川字大阪谷鎮座宝殿神社と、波豆川字鳥の上鎮座皇大神社を合祀した。
お當神事・・・氏子中から精進代と称する當人二人の受け渡しの儀式を行う
本祭・・・宵宮には天下泰平、五穀豊穣、氏子繁栄を祈願し、歌舞伎より取材した所作事のお練り(三田市指定無形文化財)を行う
拝殿
コロナウイルスの感染予防 鰐口使用を控えるように・・・
上田柏山の「龍」
背面の刻銘 そして、ライト群
木鼻
木鼻
左脇障子
右脇障子
奉修八坂神社本殿移御拝殿新築
上棟式昭和二十八年五月二十日 正遷宮昭和二十八年十月十一日
彫刻の設置は、遷宮時の昭和二十八年十月と考えられていたが、下絵箱書裏から判明したのは、昭和二十八年四月、社殿が建築が行われ、昭和二十八年に龍の彫刻がしつらえられたと証明されたと・・・
上田柏山、六十三才である
社殿へ
身舎 蟇股
狛犬
右脇障子
左脇障子
社殿は、上田柏山の作ではありませんね
舞殿
神輿庫か?
参道から鳥居方面を・・・
波豆川沿いに立つ・・高平緑 名木20選・・「くすのき」
樹高:12m 幹周り:280cm 推定樹齢:100年
ここ、八坂神社前の畑は、秋になれば、コスモス畑に大変身・・・
たくさんの方々が来られます
ご多分に漏れず、私も嫁連れて、コスモスを拝見に来ましたね!
彫刻下絵が物語る、歴史・・・興味深いものです
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