ページ

ページ

2020年5月31日

中井権次一統の足跡 六代目中井権次橘正貞の世界「龍、神社編」後編

中井権次一統の足跡を巡ってきて、その足跡を備忘録として掲載してきました
そして、代々の権次別の彫刻の部位毎にまとめます

今回は、六代目中井権次橘正貞 安永九年~安政二年(1791~1855没)です
五代目中井丈五郎正忠の長男で、多くの作品を残しています

中井権次一統の足跡を巡って、中井権次橘正貞の刻銘が確認できた社寺、六十二社
寺院と、神社とに分け、部位ごとにまとめてみました

今回の部位は、「龍、神社編」後編です



日光院(養父市)

赤渕神社(朝来市)

八幡神社(朝来市)推定

一宮神社(丹波市)推定

加茂神社(丹波市) 
・・・龍が社殿側向きに設置されているので、銘が正面からみえる、想像すると、改修かなにかで、取り付ける向きを間違えた・・・

上、加茂神社
・・・龍が裏表逆に設置されているので、銘が正面からみえる・・・

厳島神社(丹波市)推定

大原神社(丹波市春日)推定 

大歳神社(丹波市若林)推定


上写真、右からズームで

宮田天満宮(丹波篠山市)

沢田八幡神社(丹波篠山市) 
・・・蟇股に分類されるとおもいますが、龍ということで・・・

六代目中井権次橘正貞の「龍」を比べて見てきました
ほぼ、デザインは同じと思われます
梁上の隙間、幅で、縮小されて作られているようにも思えます

所謂、規格統一って感じですかね
これは、寺院、神社とも、同じと思えますが、これ如何に・・・

想像するだけで、実に楽しいです~


特筆:丹波市加茂神社・・・龍の設置が表裏逆!
龍が社殿側向きに設置されているので、銘が正面からみえる
改修かなにかで、設置間違えたかなぁ?・・・
それとも、なにか意図があったのか、知るよしもなく・・・

このような例はみたことがないですね






0 件のコメント:

コメントを投稿