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2020年5月29日

中井権次一統の足跡 六代目中井権次橘正貞の世界・・・「龍、寺院編」

中井権次一統の足跡を巡ってきて、その足跡を備忘録として掲載してきました
そして、代々の権次別の彫刻の部位毎にまとめます

今回は、六代目中井権次橘正貞 安永九年~安政二年(1791~1855没)です
五代目中井丈五郎正忠の長男で、多くの作品を残しています

中井権次一統の足跡を巡って、中井権次橘正貞の刻銘が確認できた社寺、六十二社
寺院と、神社とに分け、部位ごとにまとめてみました

今回は、「龍、寺院編」です

掲示は、参拝日、名、順不動で、撮影機材、手法などで、サイズ、画質は異なります


私の中井権次一統の足跡を巡る原点である寺院から・・・そう、文保寺からです
あとは、順不動です


文保寺 (丹波篠山市)

多禰寺(舞鶴市)

金剛院(舞鶴市)

満福寺、奥の院観音堂(養父市)


岩龍寺(丹波市)


浄仙寺(福知山市)

佛性寺(宮津市)

本明寺(丹波市) 推定

三宝寺(丹波市)

千山寺(加西市)

頂福寺(豊岡市)


光明寺(綾部市)銘、清次郎正用連名


寺院数、十二
向拝の太い梁の上に、鋭い爪で宝玉を握り、大きく口を開けた龍です
顔を左へ向けた龍と右に向けた龍と、左へ向けた龍の方が数は多いです
なぜ、向きが異なるのか?
本堂の方位にも関係するのか?
梁上の隙間の関係もあるのでしょうか?

いろいろ想像するのも、これまた、楽しいです

ほぼ、正貞の龍のデザインは統一されているように見えます
やはり、並べて比べないとわかりませんね・・・

次回は、神社の龍です







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