ページ

ページ

2020年4月11日

中井権次一統の足跡 蘆井神社、兵庫県丹波市青垣町栗住野1019

中井権次一統の足跡を巡っています 
中井権次一統作品集 丹波市No38 兵庫県丹波市青垣町栗住野1019、蘆井神社です

この社殿には、十二支が彫刻されているのです


2016年5月24日に訪れました
その時点では、鳥居の左横には、芦田の五十三次の案内板は設置されたなかったのです


芦田の五十三次

元慶六年(822)創立、御祭神は天押雲根命
皇族が使う水をここで採った。地下水が豊富であった。いにしえは、野々宮大明神で、明治になって蘆井神社と改めたと云われている



覆屋に護られている社殿 三間流造

圧巻ですね

兎の毛通し・・・生きているようです

中井家の「悠久の刻を越えて」によると・・・
「高い位置にて確認は出来ませんでしたが、中井権次正貞とその一党のものかと思われる」との記述があります


木鼻

蟇股

蟇股

左面 
・・・なにせ、本殿と覆屋の壁との間隔が狭く、撮影が難しい・・・

真下から見上げて


       横側面を・・・

右面へ
・・・上部左角、人の顔か? いや、十二支、猿やね!

尾垂木からの龍頭と、十二支 これは? わからんのです

見上げて・・・


木鼻




絵馬殿?


前回の記事にも、記しましたが、蘆井神社の彫刻は、時代考証からと、作風から中井権次一統ではないという研究者もおられます
諸説あることは良いことです

中井家のブログでは、中井権次正貞とその一統、そして、装飾彫刻探訪記によれば、五代目中井権次正忠と記されています
これを解決するには、中井家に残る下絵から、発見されることを、期待していますが・・・
私は、中井権次一統の足跡として扱っていきます

こういって調べるのも想像するのも、これまた、楽しいことですね・・・








0 件のコメント:

コメントを投稿