中井権次一統の足跡を巡っています
中井権次一統作品集 丹波市No38 兵庫県丹波市青垣町栗住野1019、蘆井神社です
この社殿には、十二支が彫刻されているのです
2016年5月24日に訪れました
その時点では、鳥居の左横には、芦田の五十三次の案内板は設置されたなかったのです
芦田の五十三次
元慶六年(822)創立、御祭神は天押雲根命
皇族が使う水をここで採った。地下水が豊富であった。いにしえは、野々宮大明神で、明治になって蘆井神社と改めたと云われている
覆屋に護られている社殿 三間流造
圧巻ですね
兎の毛通し・・・生きているようです
中井家の「悠久の刻を越えて」によると・・・
「高い位置にて確認は出来ませんでしたが、中井権次正貞とその一党のものかと思われる」との記述があります
木鼻
蟇股
蟇股
左面
・・・なにせ、本殿と覆屋の壁との間隔が狭く、撮影が難しい・・・
真下から見上げて
横側面を・・・
右面へ
・・・上部左角、人の顔か? いや、十二支、猿やね!
尾垂木からの龍頭と、十二支 これは? わからんのです
見上げて・・・
木鼻
絵馬殿?
前回の記事にも、記しましたが、蘆井神社の彫刻は、時代考証からと、作風から中井権次一統ではないという研究者もおられます
諸説あることは良いことです
中井家のブログでは、中井権次正貞とその一統、そして、装飾彫刻探訪記によれば、五代目中井権次正忠と記されています
これを解決するには、中井家に残る下絵から、発見されることを、期待していますが・・・
私は、中井権次一統の足跡として扱っていきます
こういって調べるのも想像するのも、これまた、楽しいことですね・・・
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