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2018年9月2日

春日神社・・重要文化財・・京都府南丹市園部町高屋宮ノ前1

重要文化財・・・春日神社本殿、京都府南丹市園部町高屋宮ノ前1を訪ねます
南丹市は、過去に重要文化財、指定文化財は、巡ったはずでしたが・・・

社頭です



春日神社本殿(重要文化財)
平安時代初期の大同二年(807)蟠根寺の守護神として春日大明神が建立され、仁平二年(1152)平清盛の進言により、桐の庄18ヶ村の総社として再建したと伝える。現在の社殿は、形式などから室町時代初期の建立と考えられる
建物の内部は2室に区切られており、内陣前面中央間の板扉内面には束帯姿の随身像が描かれている。
本殿の柱は丸柱で、向拝柱は角柱である。この向拝柱の面取りが大きく取ってあるのが時代的な特徴で、そのほか蟇股の彫刻や繋虹梁、鬼瓦等がよく時代の特徴を表している






重要文化財 春日神社本殿

御祭神 :天児屋根命、武甕槌命、経津主命、比売神
形式:一間社流造 檜皮葺 瓦棟鬼瓦付



蟇股

南北朝時代を代表する鬼瓦と・・・

社頭案内説明板にある、絵馬、随身像
色彩、絵柄が、判別できるだけでも、驚きですね・・・



神輿庫
建築年代は不明であるが、安永六年(1778)に破損修理、氏子名等の記載の板札がある
一見、お堂の様式と見えるが、春日造りである

因みに、御神輿は、享保六年(1721)京都八坂神社(祇園社)の御神輿として制作されたが、のち寄贈されたものであると・・・


・・・境内社・・・


足生神社とカゴ木 
カゴ木・・・幹周/3.57m、樹高/16m  樹齢は、五、六百年と伝える

祭神:猿田彦命(道祖神)
足生神社は樹令五、六百年の大木、カゴ木の根本に祀る小さい祠であるが、この祠附近
から武将や力士の足の折れた多くの土人形が出土している。古くから足の病を治す神とし
て信仰があり、わら草履や、わらじ等を奉納して、旅の行路の安全を願ったり、持病の足
痛が平癒するように祈る人が近郷に多くある。尚、男女縁結びの神でもある


   厳島神社 祭神:市杵島姫命



西ノ宮神社 祭神:事代主命

手水舎
・・・手水鉢が二基ある 右は、享保二年(1717) 左は嘉永六年(1853)と読める




時期は何時か定かではありませんが、近年、修復されたのでしょう・・・朱色が鮮やかです
こういう、重要文化財は、覆屋で、護ればいいのでしょうが・・・?
過去、数カ所この時代の重要文化財を拝見しましたが、いずれも、覆屋はありませんでしたね


京都縦貫自動車道 園部ICの側、道の駅:京都新光悦村・・・
休憩させていただきました・・・




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