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2018年7月26日

石灯籠・・難波金兵衛・・兵庫県丹波市春日町棚原540-1

野村出身の有名な石工・初代難波金兵衛の石灯籠を訪ねます・・・

初代難波金兵衛・・市指定文化財 新町高灯籠は、何度も、見ています
しかし、随分前にもう一基の存在を知ったのですが・・・
場所が分らず、調べていました・・・春日町棚原字前地の梅ヶ淵までは分ったのですが・・・
詳細不明・・支所に問い合わせても、その住所は無く・・・
こうなれば、現在の「難波金兵衛石材店さん」に聞くしかない・・・そう、電話しました
結果、快く、教えていただきました・・・
その場所は、兵庫県丹波市春日町棚原540-1の幼稚園の斜め前・・・



      石灯籠

石灯籠
この灯籠は天保二年(1831)十一月に棚原村の民衆により伊勢神宮の御灯明(神仏に供えるともしび)として建立されたもの。
製作は野村出身の有名な石工・初代難波金兵衛である。
宝珠の先端や笠石の四隅の反りなど、極めて鋭角的であり、竿石のくびれも細く、全体的に非常に端正で優雅に造られている。
この灯籠は棚原村の安全を願って、伊勢神宮を遙拝するために建てられたものであるが、設置場所からみて、明らかに夜道を照らす常夜灯の役割を果たしていた。
この石灯籠は信仰と公共福祉の二重の意味をもつ重要な先祖の遺産である。
・・・・棚原区 パワーアップ事業推進委員会


       背面から・・・

   竿の部分に「天保二年(1831)十一月」と刻まれている

石材は大阪泉南地方を産地とする和泉砂岩・・
宝珠の先端や笠石の四隅の反りなど、極めて鋭角的であり、請花の装飾も細かくキレイです




   参考までに、市指定文化財 新町高灯籠

天保七年(1836)


新町高灯籠が市指定文化財であるが、春日町棚原の石灯籠の方が古い、しかも、無指定・・・
どこが、どう違うのでしょうか?
よ~く、観察すると、段数が異なるしか、違いは無いのですが・・・私見
文化財指定基準があるのでしょうが・・・難しいね!

今回の訪問で、やっと、難波金兵衛の二基目の石灯籠を見ることができ、「よっしやっ!」とね 
・・・ひとり、満足感に浸っています・・・




GoogleMapでは指定できませんでした? 保育園の斜め右上の四つ角に位置します





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