ページ

ページ

2018年5月3日

式内 加和良神社 ・・兵庫県丹波市氷上町香良字陳道ヶ原127

兵庫県丹波市氷上町香良字陳道ヶ原127 式内加和良神社を訪ねます

県道7号線から、県道283号線へ・・・
そう、県道283号線の行き止まり?は、中井権次一統の足跡の岩瀧寺です

そして、「独鈷の滝」でもあります
この付近は、別の目的でも、ちょいちょい、走ったところですが・・・

カーナビ君の案内どうり、進むと・・・おおぉ、巨木です


市指定文化財 加和良神社社叢

加和良神社は「延喜式」に記載された古社で、その社殿は香良の入口の田の中にある
社殿を囲む境内は平地で、その中に目通り幹囲5.4mおよび、同5.3mにおよぶムク2本をはじめ、 目通り幹囲2m以上のムクの木が14本、同じくケヤキ2本があり、ツバキの目通り幹囲1m以上のものが4本のほか 、タラヨウ・ヤブニッケ・サカキ・アオキ・ツルマサキ・キズタ・ビナンカズラ等の樹木が生じ、スギ・ヒノキも植えたものがある
下草もよく茂っていて、サントウソウ・ヤブニンジン・オドリコソウ・ヤマネコノメ・ムラサキケマン・ヤマアイ等が生じている
特にシイ・カシが無く、土の深い平地の自然林として植生を示す社叢で、植物生態学的に貴重である・・・丹波教育委員会


社頭


拝殿

拝殿内の扁額
・・・近世を通じて、住吉大明神と称していたと・・
・・・伝承では、鳥居の扁額は空海の筆と‥あるのが‥拝殿内の扁額か?



本殿・・・流造銅板葺

主祭神:  表筒穂命
由 緒:  創立年不詳、嵯峨天皇の御代に創立とも・・
     鳥居、空海筆の額と伝う
     天正年間(1573~1591)、兵火により、拝殿焼失
           享保十一年(1726)再建にして明治六年(1873)村社に列す


若宮神社
修復で、きれいになっています
・・・虹梁、木鼻、蟇股は前のままですね


拝殿前の石灯籠・・・寛延四年(1751)と読める

土塀前の石灯籠・・・寛政九年(1797)と読める
社頭より、左手へ進むと、鳥居が・・・

鳥居に刻まれた文字、寛政元年(1789)と読める

舞殿
手水舎
ご神木のムク、幹囲5.4m、樹高30m
・・・根元から高さ2mぐらいか、横に伸びる太い枝?が凄いです
全景は、入りません



ふと、足下みれば・・おおぉ、蛙君・・・そんな時期なのですね・・

2年ぶりに、この道を通りましたが、近くに巨木のムクの木があるとは知りませんでした
加和良神社参拝日は、4月12日・・・
この備忘録を記する時は、新緑の葉が茂り、きれいなことでしょうね!
ムク、ケヤキの巨木、寛政元年の文字のある鳥居といい、なかなか、見応えのある神社でした

因みに、2016年7月1日に訪れた、岩瀧寺、中井権次一統の足跡です
https://a-shi-a-to.blogspot.jp/2016/07/blog-post_1.html







0 件のコメント:

コメントを投稿