ページ

ページ

2016年3月4日

観福寺、山門・・県指定重要文化財を巡って・・兵庫県三田市川原!

兵庫県三田市川原・・・観福寺、山門・・八脚楼門茅葺・・県指定重要文化財なのです!
備忘録にも記しましたが、酒井高売布神社(延喜式内社国指定重文)の別当寺であったと・・・

山門、案内板・・・
観福寺山門 県指定重要文化財 天文十七年(1548年)再建されたこの山門の建築手法は下槻瀬蓮花寺の門(県指定重要文化財)とよく似ている 両寺とも単層であるが上部木組みは楼門となっているので二層の縁腰組みは茅葺屋根が直接のっているといった感じのものである 入母屋造三間一戸八脚門で、柱上組物柱間の束や木鼻などにこの時代の特色を残している 昭和60年屋根葺き替えと建物の一部が補修された 付属指定されている天文十七年の棟札によれば、「奉建仁王門、仁王運慶作」とあり、これ以外像の確かな資料はないが、両脇仁王像は、市指定重要文化財となっている 重量感溢れる彫像である 尚、当寺は酒井高売布神社(延喜式内社国指定重文)の別当寺であった・・案内板より引用
山号額・・光明山・・
「奉建仁王門、仁王運慶作」・・
・・・吽形・・・
網間から、パチリです・・おおぉ、恐いす!

・・・阿形・・・

組物・・
山門左側・・
山門左側・・・


さぁ、境内へまいります・・


沿革・・・

光明山観福寺は孝德天皇御字大化年中、六百四十年頃千有余年の往昔法導仙人が開基された大覚寺派真言宗の古刹であります
當時の本尊は十一面観世音菩薩で御丈八尺唐僧妙観の作でありました。
因みに箕面勝尾寺の本尊と胴体として今に伝えられています・・・寛和二年(985年)頃より多田満仲公が大伽藍を造営、兼ねて高売布神社の別当寺として現在に及びます・・・一部省略・・
天文十年、火災でほぼ焼失、翌十一年再建に着手‥天文十七年(1541年)、火災で焼失・・
さらに明治十八年、火災で焼失、庫裏を本堂と、そして、平成二年、本堂、庫裏を再建とある・・案内板より引用
本堂・・扁額・・
高平の緑 名木20選・・・名は?、樹高:20m 幹周り:?推定樹齢:400年 と、かすかに読める
本堂より、山門へ・・・

酒井高売布神社から僅かな距離・・県道37号線から587号線へ・・・
            

沿革を拝見すると、大地震で崩壊、火災で焼失、失火で焼失を繰り返し・・・・苦難の歴史でもあったのですね!

・・・よき姿の山門でした・・・

しかし、高平の緑 名木20選・・が、ググっても見つからないのです・・(*^_^*) 残念!!


参拝日:2月24日





0 件のコメント:

コメントを投稿