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2015年7月5日

名草神社・・・まずは、三重塔から・・・兵庫県養父市!

名称、名草神社は、標高1,180mの妙見山の8合目あたり、800mに位置するのです
県道267号線から別れ、妙見山を登ります・・・所謂、林道です!
写真下は、その途中で、工事中の北近畿豊岡道です・・・トンネル掘削工事真っ最中のようです!

この付近から名草神社まで、約9~10kmぐらいはあると思いますが・・・正確にはm(_ _)m
勿論、一車線、この道、林道ですが、側溝があります・・
ですから、枯れ枝、枯れ草など大雨などで塞がれて、境界線が分かりづらいのでしょう
・・2mぐらいの赤白のポールがコーナ毎、危険なとこに立っています
そして、大きくはないのですが、落石がいたるところでおきています
勿論、枝などは当たり前・・・突然路肩にワゴン車が・・そう、養父市の林業の作業の方が・・・

国宝山門を拝見しに行った綾部市君尾山光明寺、ここも「α君」林道、登山でした
・・でも、標高587m・・

今回は、800m・・・このような林道が後述する日光院から7kmもあるのです
「α君」が一台分ぐらいかなぁ?・・・いや、切り出した、スギ、運んでいるトラックが走っているみたい・・そんな対向車にでも遭遇すると・・さぁ、どちらが譲るか、もめるかもね!

道の落石を避けながら、慎重に登ります・・・なんとか、到着しました
妙見山、名草神社の石碑です!

名草神社・・入口です しかし、石碑のみで、神社で定番の鳥居がありませんね!

写真左下:祝、国指定重要文化財の案内  
   写真右下:樹齢何百年でしょうか、杉の巨木が並んでいます・・参道?です!
    
     
  三重塔です
   三重塔・・・
明治37 年2月18日、国指定文化財となり、戦前は国宝でした。
三重塔の高さは24.19m
一重の一辺は柱間は4.7m
三層目の軒先までの高さは14.8m
屋根は「こけら葺」です
各層には高欄付縁があり、心柱は二重から塔の先端まで伸びています

この三重塔は島根県の出雲大社に、出雲国を治めた大名、尼子経久が願主となって大永7年6月15日に竣工したものです
今も残 る出雲大社に関する建造物では、最も古いものです。出雲大社の 所在地が杵築という土地であることから、「杵築の塔」と呼ばれていました。

寛文二年(1662年)、将軍徳川家光は、松江藩主松平直政に命じ て出雲大社の「寛文御造営」を始めました。この時、出雲大社本殿 の御用材として、妙見山の妙見杉の巨木を提供した縁で、塔は寛文五年(1665年)、三月、出雲大社で解体された三重塔は、日本海を船で運ばれ、五月には妙見山に到着し、九月には移築されました。
日本海に面した出雲大社には松が豊富にあります。このため 三重塔には松やケヤキが多く使われました。
杉が多い妙見山では、心柱などを妙見杉で補って建築しました
但し、現在は三重塔には、仏様はおらず、ただの建築物です!
・・・養父市パンフ、Wikipediaより一部、引用


彫刻では一重の軒隅で力士が支えています
蟇股には蓮、牡丹、琵琶、雲の透かし彫りがあります
三層目屋根の軒、隅角部にある隅尾垂木に四匹の猿が彫られています・・・見ざる、言わざる、聞かざる、思わざる・・・この四猿は知られていません・・と!


・・・見ざる、言わざる、聞かざる、思わざる・・・四猿です!




写真上を拡大してすれば見えますが・・・

観光ミニパンフにありました・・・
珍しいし、色彩、鮮やかなのでので・・・

・・・引用させていただきました

そして、一層目屋根の軒、隅角部にある隅尾垂木には四体の力士(邪鬼)の彫刻があります


彫刻では一重の軒隅で力士が支えています
蟇股には蓮、牡丹、琵琶、雲の透かし彫りがあります

写真左下:高欄には、蓮の花を逆さまにした意匠があります・・逆蓮!
写真右下:三手先斗栱 蟇股には凡字があります・・・(四面あります)

        ・・・杉の巨木に囲まれて立つ、三重塔・・・神社参道から見る・・・
                三間三重塔姿
          


妙見の大スギ

樹高:45m、樹齢:1500年、目通り:11m10cm

樹齢1500年の妙見大スギの根株を保存しています
平成三年九月、最大瞬間風速40mのという台風19号によって根本から倒壊しました
この時、約40本の大杉が倒れたり、ヒビ割れの被害を受けました
昔から妙見には樹齢400年前後の杉の古木が自生しており江戸時代には出雲大社本殿の心柱として提供されました


さぁ、名草神社へ参りましょう・・・草が一面を覆い、誰も歩いていないような感じする参道です
参道の石段をあがりましょう・・・


では、名草神社の備忘録へと続きます


参拝日:7月3日

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