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2015年4月9日

光明寺・・・京都府北部雄一の国宝建造物、二王門です・・京都府綾部市!

京都府綾部市睦寄町君尾・・・君尾山の中腹に位置する、光明寺・・・・その場所への道が、ヒヤヒヤの林道!

2014年11月に、「国宝、二王門の光明寺」を知り、伺いたいと!・・・しかし、日本海、舞鶴市の南の山中!
勿論、積雪はあり・・冬はダメ!・・雪解けを、待っていました・・・
で、その間、中井権次一統を知り、光明寺の本堂も、その中井権次の足跡がという・・・なな、なんということでしょう!!

と、いうことで、光明寺・・・・・・二回に分けて、備忘録を記します・・・・

まずは、「国宝、二王門」・・・です!
この、光明寺にたどり着く道は、君尾山の「α君」一台しか、通れないような、林道?なんです!

地図、調べてもそれしか出てきません・・・
・・・しかし、実は、もう一つのルートがあったのです!
それは、二王門の下の「P」に着き、二王門、本堂へと向かうか・・・
本堂下へ到着して、本堂を参拝して、二王門まで、山を徒歩で下るかなんです・・・

後で、気が付いたのですが、「カーナビ君」に光明寺の住所入力すると、本堂、寺務所の場所示しますからね・・・
勿論、二つのルートなんて知りませんし、いくら、地図眺めても道、出てきません!
写真下:農道?を走ってきて、一番奥のところからいよいよ山へ入ります・・・

その林道を、本堂下まで・・・落石があり、倒木もあり、枝、垂れ下がり、杉の枝葉が散乱して、ここで、対向車が万一来たら、どうしようか?と・・ヒヤヒヤしながら、ヘッドライトON、それもアッパーで・・・窓を開け、カーブ毎にクラクション鳴らして、徐行で登ります・・・
どれくらいかかったでしょうか?・・時間は計測していませんが、デジカメの撮影データから・・
およそ、13分、約4kmの道のりです・・めちゃ、長く感じました・・・・(^^;
この案内板が、寺務所の前に立っています・・・
写ってはいませんが、右、二王門、左、本堂・・と、あります
真言宗醍醐寺派に属する古刹で、君尾山光明寺と称する。寺伝によると、推古天皇七年(599年)聖徳太子によって建立され、後に役小角がこの地で修行し、延㐂年中に至って聖宝理源大師が真言の道場として再興、坊舎七十二坊にも及ぶ大寺院であったが、大永七年(1527年)の兵火によって、二王門を除く全山が焼失した。天文二年(1533年)上羽丹波守が大施主となって再建したが、天正年間の戦乱で再び焼失した。本堂は天保七年(1836年)に再建され、本尊は千手観世音菩薩をまつる。
国宝二王門は、宝治二年(1248年)竣工したことが、柱上の墨書銘によって判明、鎌倉時代における類例の少ない和様二重問の遺構である。・・・説明板より引用

写真左下:本堂からの参道・・下り   写真右下:二王門からの本堂への参道・・・登り
この道はそれほどではないが、つづら折りの地道が続く・・写真ではわかりづらいが、結構急なのです!
その左右は、坊が立ち並んでいたかのような、段々になっている・・私感!
国宝、二王門・・裏側、本堂山側です!
国宝、二王門・・正面です!
国宝 光明寺二王門・・・
この二王門は、永年風雪に耐えてきたため大破寸前の状況であったが、昭和二十五年から解体修理を行い、宝治二年(1248年)の墨書銘と棟札との発見によって鎌倉時代の建築であることが明らかになりました。修理はなるべく古材を用い、用材はほとんど杉材であります。屋根は栗の板で葺いた栩葺で全国的にも珍しく、三間一戸二重門の均整のとれた姿であります。府北部雄一の国宝建造物です・・・案内板より引用
仁王さんです!
大正七年・・・「聖徳太子ト光明寺」の説明板です・・・説明では、この門は、白鳳年間の作と・・何鹿郡史蹟天然記念物保存会とあります!
右の説明板は、残念ながら、文字、消えていますが・・明治?京都府の文字はかすかに分かります
八十八ヵ所の石像・・・
このお堂には八十八体の石仏が安置されている。「君尾山略記」によるとこの石仏は文政八年(1825年)に、奥上林、中上林、口上林、山家地域、遠くは和知や丹後半島に至る住民が日々、安寧と子々孫々の繁栄を祈願して君尾山光明寺に寄進されたと記されていると・・・一部省略・・・説明文より引用・・・

二王門から下へ降りていくと、お堂が・・・・

写真上のお堂を降りていく階段・・・その下に「P」が・・・
ここが、別のルートの終点!

光明寺、国宝、二王門を訪れるのなら・・・このルート!
あやべ温泉へ向かっていくと、二王門への道標があります!

山道もさほどでなく、遙かに安全です!

ただ、二王門から、本堂への道標はありません(なかったと思う)
ひたすら、地道の参道を登るだけ・・・

私も、次回訪れるなら、このルートを上がります・・・

種あかし:なぜ、この「P」を知ったか・・・
私が二王門に着いたとき、一人、拝観者がおられました・・
えぇ?なんで・・上には車ないのに・・ハイキング?
で、お聞きすると・・この下に「P」があり、登って来れますよ!
えぇ・・・驚き・・・知らなかったとはいえ、良き情報でした・・(*^_^*)

本堂へ戻る際・・・下界?を・・・山並みがキレイです・・(*^_^*)
次は、中井権次の足跡を巡って・・光明寺、本堂へと続きます・・・・・・


追記:私が通った道は、日常、光明寺さんのご住職一家の方々、修理屋さん、郵便屋さんが通る生活道です・・
それと、途中から分かれますが、君尾山キャンプ場がありますから・・・夏は利用される方は多いかも・・・・失礼、ご容赦を・・・m(_ _)m

追記:2015年4月9日 訪問








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