そして、次なる、中井権次一統の足跡は・・柏原八幡神社の北にある五社稲荷神社です!
五社稲荷神社の由緒・・・
・・・創建は不詳ですが同じ境内にある柏原八幡神社が万寿元年(1024年)に勧請されている事から同時期に勧請されたと思われる。
本殿は入母屋、銅板葺、平入、唐破風一間向拝付、桁行三間、梁間三間、江戸時代中期に建てられた神社本殿建築として貴重なものとのこと・・本殿は宝暦六年(1756年)に造営されたと・・・。
中井彫刻最初の彫り師、中井言次君音の作である。
八幡神社の社務所前の道標・・・五社稲荷神社へ・・
軒唐破風をズームで・・これが、中井言次君音の「龍」なのですね・・・鳳凰、龍、木鼻の龍・・見事です
さぁ、下りましょう・・・
石段を降りたところの灯籠・・延享五戌辰五月(1748年)の刻銘がある・・・宝珠の先端や、請花の反り、笠石の四隅の反りなど鋭角的でよき姿であります!
いや、堪能しました・・・中井権次一統、中井言次君音の作品・・・
パンフによると、五社稲荷神社、神田神社、未だ訪れていない日吉神社、石部神社など・・最高の技と云っていいと・・ある!
中井権次を名乗るのは、六代目、正貞(1780~1855年)よりとある・・
又、機会があれば、五社稲荷神社の「龍」を見に来ます・・
中井権次一統、中井言次君音に彫り物に興味のある方、ここは必見です・・今なら、屋根葺き替え・修復工事が済んで、きれいになっていますから!
本日は、代表的な作品がある二社を訪れ参拝したことになります・・・
さて、まだまだ、精力的に回りますよ・・と、いっても、柏原八幡神社周辺です・・・
次は、龍ではなく、お猿さんのいる、新井神社へまいります・・・・いくぞ!「α君」よ!!
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