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2014年9月9日

日本三大如意輪の秘仏・・・神呪寺、兵庫県西宮市です!

過日、河内長野市、国宝金堂、観心寺に参拝いたしました!
観心寺への参拝目的は、折衷様の国宝金堂を拝観でした
その、金堂の本尊が、日本三大如意輪の秘仏だったのです

写真下:観心寺  如意輪観音
で、その説明文に、あとの日本三大如意輪の寺院の名がありました・・そう、西宮市の神呪寺、奈良の室生寺でした
奈良の室生寺は、「α君」の来る前、備忘録を開始する以前に訪れました

と、いうことで、今回は我が家から差ほど遠くない、懐かしいと云える場所でもある「神呪寺」へと向かった訳です
なぜ、懐かしいかは、西宮市、甲山登山としての備忘録に記しております・・・
甲山に登山するルートは三つありますが・・その内の通常、登山道は、神呪寺の多宝塔の側から始まるのです!

真言宗、御室派別格本山、甲山大師・神呪寺
位置するのは、甲山、中腹海抜200mの高さにあります
甲山は西宮市の中央に位置し、190年頃、神功皇后が平和を祈願して金の兜を埋めたと伝えられ、又、兜に似ている処から、この名がつけれらたとあります
天長八年(831年)十月十八日・・・弘法大師を道師に迎え、本堂が落慶
戦国時代の兵火にも遇い、現在の本堂は江戸時代に再建されたものとあります

まずは、仁王門から伺います
神呪寺の参道は、一般道路が参道を横切る形になっていて、その道路の南、下部分に建っています
80台の無料「P」に「α君」を停め・・・
おい!・・・何やら、10数人のおばさんの一団が参道を上がっています
私は、「P」のすぐそばの、西宮市指定重要有形文化財である、仁王門から伺います

この仁王門・・・ 江戸時代文化元年(1804年)建立、中央に高屋根四脚門を構え、左右に低屋根を段違いにかけた三間一戸八脚門の異形で仁王門としては珍しい建物と・・・山号は「武庫山」とある
その脇門に仁王像を設置されている   右側には、増長天 左側には、廣目天が睨みを効かしておられます
参道に行くには道路を横断します
この付近、結構きつい坂道でカーブとなっているので、車のスピード結構は速いので、道路横断時は、要注意です!
左右確認しながら渡ります!
道路際の参道の両側に石仏?(よくわかりません)が立っておられます
綺麗に整備された石の階段を上がります
一番上本堂の屋根が、その上の木々が甲山です!
淳和天皇勅願所とありますね!
この石碑は、寺開創1150年の記念で、信者さんが1000万円の寄付と刻まれていますね・・・すごい!

石段の参道を上がり、本堂へ
戦国時代兵火に遇い、現在の本堂は江戸時代再建されたと・・・
一番先に目に入ったのは頭上に掲げられた、日本三体 重要文化財 秘仏 如意輪融通観世音菩薩の文字・・・融通観音(ゆうずうさん)でご利益あらたかですと!
きっちり、家運繁栄・商売繁昌をお願いいたしましたm(_ _)m
本堂の左側には太師堂
重要文化財 鎌倉時代、弘法大師(甲山大師)五十八才のお姿とのことです
本堂前には、鐘楼が・・・
お聞きすると・・・
夜景を見ながら除夜の鐘を鳴らし、元旦も迎える方が大変、多いとのことです
そして、大昔?にはなかった、如意閣・・・展望台です
いや、見事な眺望です・・・大阪平野一望できます
今日は、やや東、生駒方面は霞みがかかっていますが、それでも、眺望は絶景です
遠くは、あべのハルカスが望めます


遠く右奥には、あべのハルカスが望めます
又、伊丹空港から飛行機が飛ぶ立つ光景が・・・ええねぇ!
パノラマ写真をNexus5で撮影しましたが、失敗
・・・それで、3枚を合わせて、作りました
夜景も見事でしょうね
神呪寺は、閉門がないようなので、時間遅くに来て、夜景を一度みてみたいものです!

山側に回り込むと、多宝塔が・・・
その右側に甲山登山口が、あります
ここから、今回40年ぶりに登山をいたしました
標高309.4mですから、100m登るのですが、皆々、侮るなかれ、結構急勾配のジグザクの階段です
よく、整備されていますが!・・・甲山登山の備忘録は、別途、記します

登山を終え、再度、如意閣にて、涼んでいきます
神呪寺・・・要注意点、境内には、公衆トイレありません
自販機、ありません
全て、仁王門付近にしかありません

受付の方とお話を・・・記憶では甲山の頂上から眺望が昔は見えましたよね?
・・・受付の方、木々が大きくなり、今、見えませんね!って

そして、五月十八日・・ぜひ、ご開扉にお越し下さいと
朝早くか、夕刻か、10時20分から法要がありますので・・・

では、来年、五月十八日、ご開扉、寺宝公開にまいりましょう

この付近の道路は桜見物、所用などで、時々走ります
しかし、参拝はしませんでした
この度、よき、きっかけをいただき、懐かしき思いのある神呪寺と、甲山登山ができました

ほんと、心地良い疲れと、よき時を過ごすことができました!

はい!


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