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2013年10月24日

遷都の地・・大津を旅する・・石山寺!

石山寺・・・です!
東寺真言宗の寺・・本尊は如意輪観音・・・
良弁僧正を開基として開かれた寺院です

石山寺は京都の清水寺や奈良県の長谷寺と並ぶ、日本でも有数の観音霊場であり、西国三十三所観音霊場第13番札所となっています。

画像: 石山寺マップより引用

園城寺(三井寺)、坂本、近江大津京錦織遺跡と・・・訪ねてきました!
山、一つ超えれば、京都・・平安京・・なんですよね!
滋賀県大津・・・失礼ながら、琵琶湖が一番に出てきます・・
その、琵琶湖から唯一流れ出る川・・・瀬田川・・宇治川、淀川と名前を変えて大阪湾に流れ込むのです
石山寺・・その瀬田川の右岸に位置しております
大津の寺院と云えば、比叡山延暦寺、三井寺、石山寺が、頭に浮かびます・・ですから、最終は石山寺と・・・

近江大津京錦織遺跡から石山寺へ・・「カーナビ君」・・ルートを組んで・・・走ります!
久しぶりの大津市内?・・いや、立派な建物ができていますね・・都会!!・いや、驚きました!!

瀬田の唐橋を左に眺めながら・・・瀬田の唐橋は、ゆっくり見物すべきですが・・・
瀬田川にかかる唯一の橋であった瀬田の唐橋は京都防衛上の重要地であったことから、古来より「唐橋を制する者は天下を制す」と言われております。
本格的には近江大津宮遷都の時に架橋されたと考えられると・・・ここで、近江大津京が・・・ね!

そう言いながら、瀬田川を左に見ながら・・おい!・・石山温泉って書いてあるよ!
帰ってググると・・昭和38年に発見されて、世界屈指のラジウム含有量を誇る温泉として知られているとのこと!

はい、そう言っていると、石山寺・・着きました・・いきなり、駐車場の係員さん・・600円です・・って!!
え!・・600円・・嫁、むっとしています・・怒っています!
ちょっと、高いよなぁ・・日本でも有数の観音霊場の為か・・・有名なほど高い!!
ブツブツ言いながら、お店の前を通り・・石山寺へ・・

東大門・・重要文化財・入母屋造、瓦葺きで、建久元年(1190年)の建立
どちらの寺院もそうですが、山門は、素晴らしい・・ここも仁王さんが、キッチリ見張っています!
受付を済まし・・参道・・いや、両側のツツジ・・木々の素晴らしいこと・・紅葉のトンネルかもよ!!
ふと、左側に又、素晴らしいお庭が・・・公風園・・お見事です!

参道から毘沙門天へ上がる手前に手水鉢が・・おい、ここも龍です・・
二人して、清め・・階段を・・ここまで、どれだけの階段を上がったことか・・・波打っているよ!

毘沙門天・・・滋賀県有形文化財で、安永2(1773)年に建立されたお堂です・・兜跋毘沙門天を本尊としています

硅灰石・・天然記念物
硅灰石は、石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、その熱作用のために変質したものですが、石山寺のように雄大な 硅灰石となっているのは大変珍しく、国の天然記念物に指定されています。「石山」という名称はこの硅灰石に由来しています。

左写真:硅灰石の場所から、国宝、多宝塔を望む・・ライトアップが素晴らしいと・・

蓮如堂・・・重要文化財・・
硅灰石の崖にせり出しで建つ懸造の建物
慶長期に三十八所権現社の拝殿です

なぜか、写真・・ないのです!m(_ _)m

本堂・・国宝

滋賀県最古の木造建築物とされており、内陣は平安時代中期の建築、外陣(礼堂)は慶長7年 (1602)淀殿の寄進により増築されたといわれています。 本堂内陣に安置されるのは、 安産・福徳・縁結びの観音さまとして信仰を集める本尊如意輪観世音菩薩。日本で唯一の勅封の秘仏で、御開扉は33年毎です。相の間には、紫式部が『源氏物語』を起筆したことに ちなむ「源氏の間」があります
写真、アングル・・とれません・・横、斜めからですm(_ _)m

赤丸部分:紫式部の源氏の間

鐘楼・・・
重層袴腰、檜皮葺の入母屋造で、様式などから鎌倉時代後期 の造営と考えられています。
上層に吊るされた梵鐘は平安時代を降らないもので、重要文化財に指定されています

多宝塔・・・国宝
源頼朝の寄進で建久5年(1194)に建立された日本最古の多宝塔・・・下重が大きく、上重は搭身が細く華奢で軒の出が深い優 美な姿で、日本三大多宝塔の一つです。本尊は大日如来です

静けさのなか、すぅっ~と・・建ち、・・なにやら、近づき難し・・と、いった空気です!

月見亭・・後白河上皇の行幸に際して建てられたと・・はるかに琵琶湖を望みながら瀬田川の美しい風景が見られました・・はい、パチリです!

無憂園・・・琵琶湖をかたどった池や滝からなる回遊式庭園

嫁・・この花・・紫式部・・えぇ・・よう、知ってるなぁ・・帰ってググって、ピンポンでした!
滝・・名前・・分かりません!!

順路どうり、進んだかどうか、もう、疲れ果てています・・しかし、まだまだあります

宝篋印塔・・・左の塔は国の重要文化財で典型的な関西形式。基礎石の側面には枠内に美しい格狭間を刻み、塔身四方には月輪(がちりん)内に胎蔵界四仏の種字を刻む。鎌倉後期。右の塔は基礎石上面を複弁返花に刻む。(Wikipedia引用)


大黒天堂・・・
石山寺大黒天は万寿元年(950年前)に、ご本尊は3人の僧の夢のお告げにて湖水より出現しました
室町時代(約650年前)秘仏ご本尊の前にお前立ちの仏様が建立されました。

この大黒天堂を過ぎると、出口・・順路なんです・・・終わりです・・!
・・・上記、説明文石山寺ホームページより、一部引用いたしました・・・

山門を出て・・・さすが、二人とも、疲れています・・二人で一つ、ソフトクリームを!・・美味しかった!

その店の前に・・・石山貝塚の史跡がありました
貝の殻は、この場所が琵琶湖の湖岸や瀬田川の河口に近いことから容易に想像できるように、セタシジミやタニシなどの淡水産の貝殻であり、淡水産貝塚としては、この貝塚は日本で最大規模を誇る。シジミは古代から琵琶湖周辺の人々の貴重な蛋白源だったとのこと・・・
それで、門前の食堂は、シジミ飯の看板ばかり・・分かりました・・なるほど、名物なんや!

はい、お疲れ、さぁ、帰りましょう・・・
帰りは、京滋バイパス、石山IC・・石山寺から5分・・名神へ・・・・

全走行距離183km 平均燃費 24.5km/L

今日の感想・・・大津・・訪れることはあっても、観光までは・・しかし、奈良、京都に続いて文化財の多い土地!
今日は平日でもあり、観光客の数も、まばら・・落ち着きがあって、西から見る比叡山は京都どまり、越え難し・・と、思っていました・・
東から見る比叡山・・これもよし・・歴史ロマンの溢れる湖西?・・いや、満喫しました・・・素晴らしい地です!

この数ヶ月の目標だった、近江大津宮錦織遺跡も拝見できました、残るは、幻の長岡京、そして難波京・・平安京へ・・・さぁ、いつになりますか!

はい、お疲れ様でした

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