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2023年6月16日

綿貫重吉名照の狛犬・・・西脇市黒田庄町喜多、八幡神社にいてました

綿貫重吉名照の狛犬の発見です
西脇市黒田庄町喜多、八幡神社にいてました

神社探訪の場所を調べていると、Googlemapに先人が、アップしている写真をみて・・・
うん?
これは・・・
もしかして・・・
綿貫重吉名照か?

早速出かけてみました


過去の記事一覧の画像(再訪含む)
各々のページへは、右サイドより彫り師・石工「綿貫重吉」を選択してください


右・獅子


通常、狛犬と呼ばれますが、本来は、向かって右が「獅子」、左が「狛犬」らしいです

その右側の「獅子」の台座に刻銘がかろうじて読めることができます
大正九年と見えます
肝心な刻銘は、はっきりせず、現像時に拡大し、モノクロにしてみたり、いろいろ試しましたが・・・

        
        
        なんとか、読めるようになりました

        谷川駅前
        重吉名照作

        左・狛犬
     子がぶら下がっている?姿は、高座神社で見た覚えがある




過去、綿貫重吉名照作の狛犬は、六社見つけています

遭遇した、綿貫重吉名照作の狛犬は・・・
・丹波市春日町中山 八田神社
・丹波市青垣町東芦田 高座神社
・丹波市山南町大川 大歳神社
・丹波市市島町中竹田 加茂神社
・丹波市山南町池谷 岩上神社
・丹波市山南町南中  南中一宮神社

ここ八幡神宮で、七社目になりました

以前、調べた折、確か、この丹波地方に12基の狛犬がつくられたと、記憶しています
残り、五基、未発見の狛犬がいます

さぁ、どこにいるのか、五基の狛犬よ!!
今回は、西脇市

探す道のりは長いね
神社、総当たりするしかないかなぁ!




追記
株式会社森田石材店さん
・大正5年頃には森田藤四郎として仕事をし始めたとあり、大正8年初代森田藤四郎が名石工 丹波佐吉の流れを継ぎ、久下村(現在の山南町谷川)にて狛犬職人として創業した会社です

師匠の綿貫重吉は丹波佐吉の弟子で狛犬を作っていた、そんな環境の中で弟子として黙々と仕事をしていた森田藤四郎は15歳でほぼ一人前となる。この頃の仕事は「綿貫重吉作」と銘打っているが藤四郎が大半をしていたらしい・・・社歴に記載されています
・・・株式会社森田石材店さんのホームページより一部抜粋、引用させていただきました


ここ八幡神社の狛犬は、大正九年と刻まれているので、創業後すぐの狛犬のようです
しかし、森田藤四郎の銘ではなく綿貫重吉名照の名を刻んでいるのですね・・・
最初に出会った高座神社の狛犬の刻銘は昭和六年で、綿貫重吉でした
2016年でしたね
7年前か・・・








2 件のコメント:

  1. 福知山の武神社にも居るそうですよ

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    1. ご覧いただき、ありがとうございます。また、走ってみます。

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