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2023年3月30日

柏原八幡宮  本殿前の狛犬は「丹波佐吉」の作です

丹波市 柏原八幡宮は、令和の大修造中です
本殿前に、狛犬はいました
一緒に覆屋の中かなぁ?と、思っていましたが、いました

それも修造中、狛犬の上部に庇があります(落下物保護用?)
本殿同様、大事に守っていかなければならない、貴重な狛犬です
そうです、「丹波佐吉」(源照信)の作です

境内の狛犬(説明板より引用)
本殿前一対の狛犬は「丹波佐吉」(源照信)の作で、大阪府泉南地方を産地とする、和泉砂岩を原材料とした物で一般に「浪速狛犬」と呼ばれる部類に属するものである。
大新屋村(現 柏原町大新屋)で旗本佐野家の代官を勤仕していた、 上山孝之進成績と、北山村(現柏原町北山)居住の有力者、田口金次 昌栄両人によって文久元年(一八六一)に寄進したもので、台石の 「奉献」の文字は筑前国(福岡県北西部)の女儒亀井少琴の揮毫になる。 丹波佐吉の作品は丹波市内に数点現存しており、左記の二点は奉拝、拝観することができる。
・大燈寺 觀世音像  (青垣町稲土)
・稲荷神社 狐像の一対 (柏原町北山)


柏原八幡宮の説明を引用
文久元年(1861)柏原大新屋の上山孝之進・柏原北山の田口金次が寄進したもので、作者は丹波佐吉(村上照信)、台石の文字は筑前国(現在の福岡県東部)の学者亀井小琴の文字です。
丹波佐吉は但馬の竹田で生まれ、幼い頃両親と死別し、柏原大新屋の初代難波金兵衛に養われて石工を志します。 その後京都、大阪で活躍し佐吉が彫った仏像が孝明天皇の目に留まり、大いにお褒めの言葉を賜った人物です。
この狛犬は佐吉の晩年の作品で、豪快で躍動感のある最高傑作です。
平成23年老朽化に伴い修理され、創建当時の姿を取り戻しました。



文久元年(1861)の佐吉の晩年の作品





台座の刻銘は壁側で、撮影はできません






なんど見ても素晴らしい狛犬です
顔つきといい、鬣、尾っぽ、つい触ってしまいそうです

令和の大修造が無事終わるように、見張って守っています

令和の大修造が終われば、会いに来ましょう









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