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2021年10月8日

式内 興位神社・・・宍粟市山崎町与位129

兵庫県宍粟市山崎町与位129、興位神社を参拝いたします
与位の洞門から、僅か・・・巨木が立ち並び、なかなかの空気感です

社頭

式内興位神社 由緒

御祭神:素盞嗚命

素盞嗚命は伊弉諾尊の御子にして生来御気性の荒い神様で御姉神天照大神のお怒りにあい天下り給いし後、稲田姫命をめとり、ひたすら心清々しき日々を送られた神様であります。

当社の御創立は遠く成務天皇14年甲申2月11日(紀元804年 西暦144年)鎮座と称し、また欽明天皇25年甲申2月11日(紀元1224年 西暦564年)とも伝えられ、そのいずれか定かではありませんが、伊和大神すなわち大国主命が国土経営をなされた時、父母の神として與位大神を與位山の地に、子勝大神を丸山の地に奉斎せられたのが始まりといわれ、延喜式という古い書物にもはっきりと記されていることからしても、延喜式以前の創立を物語る古い御社であります。

       ご神木

拝殿



拝殿、向拝

兎の毛通し



龍の背面 
刻銘:揖保郡揖保村栄 小河義保 之作

右:木鼻

左:木鼻


拝殿、庇

蟇股

本殿

       万延元年(1860)と、読める

      天保十?(1839~1844)

狛犬



与位の洞門、興位神社・・・なかなか見応えのある山崎町
ゆっくり散策できないところが、ツライところ!

彫刻の刻銘の名は、初めてみるお名前なので、調べてみました

刻銘:揖保郡揖保村栄 小河義保 之作
彫刻師 松本 義廣 および 松本一門
松本一門は、明治初期より昭和30年代迄の間に建立された播州地域の社寺及び屋台彫刻の大半を手掛けた

二代目松本義廣のもとで腕を磨いた父・初代小河義保師に師事
この流れは現在小河師に受け継がれ、神社仏閣の彫刻を中心に、屋台彫刻も数多く手掛けている
・・・と、ある

松本一門の名は存じております
小河義保之作、姫路、佐用町など、播磨地域に沢山作品がありそうですね

機会あれば、探しましょう
楽しみです










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