ページ

ページ

2020年4月7日

中井権次一統の足跡 熊野神社、兵庫県丹波市青垣町遠阪1642

中井権次一統の足跡を巡っています 
中井権次一統作品集 No33 兵庫県丹波市青垣町遠阪1642、熊野神社です

北近畿豊岡自動車道、遠阪トンネルが開通して、遠阪峠を走ることもなくなりました
いつも気にはなっていたのですが、前回は2015年4月でした


一の鳥居でしょうか? この道が参道だったのでしょうね

到着です



命の神 熊野神社由緒

御祭神 「伊弉冉命」
熊野神社は、通称「今出熊野権現」とも呼ばれています。
社伝には、亀山天皇(1259~1274年)の時代、今の社より約2km奥の井尻谷の神篭り滝という処へ紀州の熊野神社から分霊を勧請しその後長禄三年(1459年)現在の地に遷座す。
命の神とも崇められ、往古は、遠阪、山垣、中佐治の三ヵ村はじめ神楽谷の四ヶ村からも、健康長寿を願う参詣が多かった。
現在においても各地より病気平癒をご祈願に参詣される。
室町時代の作といわれる「木彫りの狛犬」一対、「石造狛犬」一対、明治の初め大工さんが指針した「下図理の額」がある


      巨木が立ち、それも撮影のため、見上げての構図ばかりです

       拝殿前、左側の巨木 幹周:5m、樹高:37mとある



市指定文化財、拝殿

兎の通し

龍ではなく、三羽の鳩 梁の波もキレイです

木鼻・・・左右、阿吽の龍です

木鼻

正面から・・・

本殿

棟札によれば、その本殿は、長禄三年(1459年)建立とあり、一間に三間の三社造であったが天文二年(1533年)再建され、更に元和八年(1622年)屋根の葺替がなされたことが記されている
社殿の形式は、流造で平入り切妻造の前面が長く伸び、階段を隠すいわゆる階隠しになっている
社殿の千木は女神を表す内削になっており、 堅魚木もしつらえられている。
この本殿には彫り物が無いともある・・・丹波市資料より引用


拝殿左面、蟇股




拝殿前の石灯籠と、狛犬
石灯籠には、文化三年(1806年)と読める
由緒案内板に説明の「石造狛犬は室町時代」と、あるが、この狛犬?


       苔むして、刻まれている文字が見つからない

手水鉢・・・文字、判読が難しい!

舞殿

巨木の杉、五本が立ちならぶ、「命の神 熊野神社」癒やされました
残念ながら、中井権次一統作品集だけが頼りですが、彫刻の作者が分かりませんね!







0 件のコメント:

コメントを投稿