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2020年2月19日

丹波市柏原、太鼓やぐら  兵庫県丹波市柏原町柏原141

織田家の城下町、丹波市柏原・・・やぐら筋を歩きます



      江戸時代に建てられた「太鼓やぐら」



江戸時代には、大手門に隣接して北向きに建てられていました
内部は三層となっており、最上部には「つつじ太鼓」とよばれる太鼓が吊されています
この太鼓の胴の内側には寛文八年(1668)に製作されその後皮を張り替えた時の銘が残っており、この太鼓が国替えになる前の大和松山藩の時から使用され、柏原移封の際に持ってきたことがわかります
この太鼓は、普段は時報として、また藩主が参勤交代で江戸から柏原に戻ってきた時や火事の際にもたたかれていました
太鼓やぐらはが現在地に移ったのは明治初期のことですが、江戸時代の柏原藩にまつわる建造物として当時の面影を伝えています


歌碑


       ・・・・「町の真ん中橋の上でつつじ太鼓が昼寝する」・・・・


太鼓やぐらを訪れ、記事にするのは、三度目になります

最初は2015年・・・
その時は、自由に見学をと張り紙がありました
登櫓者にお願い!
貴方の手の油を太鼓の皮にすりつけて下さい・・・乾き防止の為・・・という、張り紙もね
そんなよき時代だったのかも・・・

その時も、施錠はされていましたので、実際は中に入ってはいません
2015年以前は、入れたのでしょうが、保全のためでしょう・・・
今は、一般公開はされていませんので、登櫓はダメです






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