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2019年12月27日

中井権次一統の足跡 大護神社、兵庫県丹波市氷上町成松277-1

中井権次一統の足跡を巡っています 
中井権次一統作品集No24 兵庫県丹波市氷上町成松277-1、大護神社です
脇障子

大護神社・・・今回で、4度目となります
ここ、大護神社には、私にとって、新兵器のカメラを入手したら、必ず訪れ、その新兵器の性能を試すべく、撮影したい「龍」がいます
今回の新兵器は、NikonZ7であります
・・・撮っていきましょう…


 

以前の備忘録もそうでしたが、構図はほぼ同じになるのですね

氷上町指定文化財 大護神社社殿

天之御中主命を祀る
創立沿革の詳細については不明であるが、元禄十二年(1699年)に再建され、天保九年九月(1838年) に京の長谷川佐多郎(棟梁)と柏原の中井権次(彫物師)によって改築されたものである
社殿の全体細部に透彫り・籠彫り等による数々の彫刻を施し、欄間・向拝虹梁等には龍の彫刻を配している
向拝水引虹梁には蟇股を入れず、老松の透彫りを全面に充当している
屋根は入母屋造で軒先は出唐破風となり、獅子面の彫刻がある
天井には躍動的な龍の彫刻が施されている・・・案内板より引用



向拝天井の躍動的な龍の彫刻・・・
・・・その薄暗い向拝天井の中、この龍が、どう撮れるかです
因みに、手持ちで、41mm:シャッタースピード1/8:f4:ISO5000です
右隅に、「皇都彫工 長谷川佐市郎 丑延」と、朱色にて刻銘がなされている
棟梁の長谷川佐多郎の縁者、長谷川佐市郎が天井の龍を彫ったとある

向拝部分を下から見上げて・・・持送り、蟇股の透彫り・籠彫りが見事である

蟇股

木鼻

左脇障子

その右下に刻銘・・・「本社 彫物師 柏原住 中井権次橘正貞」

右面

       右脇障子・・・刻銘、青龍軒正貞 彫刻

       両脇障子に刻銘があるのも珍しいです

木鼻、持送り、手挟み

蟇股

残念にも破損している

2018年7月・・・PentaxK1ⅱでの写真
因みに・・・53mm、f5.0、1/40、ISO12800でした

この「龍」だけ見れば、PentaxK1ⅱの方が、素直な色合い、解像度の良さと高ISO時の使い易さ、手振れ防止機能の効果の良さが感じられました
Exifを比較してみれば、それぞれ異なるし、光の関係も、RAW現像ソフトも異なる・・・
一概には云えませんが、NikonZ7、ミラーレス、やはり慣れが必要ですね


大護神社の龍・・・またまた新兵器の写真撮影のテストとなりました
最初は、SONY-RX100、次はPanasonicーFZ1000、その次はPentaxK1ⅱ・・・
今回は、NikonZ7・・・もう、カメラは変えることはないでしょう・・・

さらに撮影に関する勉強をして、より精度の高い写真を撮影にいきたいと思います
そうです私的に目指すは「中井権次一統の記録写真」です


追記:2019年の中井権次一統の足跡、43社を巡ってきました
なぜか、フルサイズのPentaxK1ⅱを入手し、2019年5月から再撮影ということで巡り始めました
そのPentaxK1ⅱから、9月からNiconZ7+24-70mmに変わり、撮影となりました

来る2020年も中井権次一統の足跡を再撮影で巡って行きます






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