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2019年9月9日

中井権次一統の足跡・・・大福寺、観音堂、兵庫県養父市大屋町大杉

中井権次一統の足跡を巡っています 
中井権次一統作品集「No62」兵庫県養父市大屋町大杉、大福寺、観音堂です


       二ノ宮神社、本殿の上にお堂は位置します


大杉山 大福寺 観音堂
本尊 十一面観音菩薩 但馬西国州三霊場廿六番札所

お堂内を格子越しに、拝見します
・・・外陣の欄間の龍…眼が金色も鮮やかです

中井権次一統の足跡の詳細な資料は、ありません
内陣の須弥壇にも、彫刻はあるのでしょうか?


奉納絵 明治二一年と読める


     さらに苔むした、石段があり、登っていくと……

お堂名を控えるのを忘れました

大杉城址、登山道とあります
……しかし、登山道らしき道は見当たらないが?……・

大杉の町並み……屋根瓦の黒がキレイです

国選定 養父市大屋町大杉伝統的建造物群保存地区

養父市には約500戸の三階建養蚕住宅があります
三階建の養蚕住宅は全国的にも珍しく、養父市では明治中期(1890年頃)から昭和中期(1965年頃)にかけて養蚕の近代化とともに普及し、日本一の数が建てられました
大杉地区は、谷川に沿って養蚕住宅や社寺建築、石垣が広がり、養蚕業の最盛期の景観をよく伝えています

養蚕農家の主屋は、切妻造の瓦葺屋根に抜気とよぶ換気装置があり、二階と三階の外壁は柱が見えない大壁造とし、長方形の吐き出し窓を採用しています
大杉地区は12棟が三階建の養蚕住宅です


奥にみえる火の見櫓には、「大杉ざんこ踊り」の文字が……





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