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2019年6月8日

明日香の地を巡っています・・・奈良県立奈良万葉館です

奈良県立奈良万葉館・・・ 奈良県高市郡明日香村飛鳥10

平成13年に開館した、明日香村「万葉文化館」を訪ねます
昨今、万葉集が話題になっているせいかなぁ?
「P」には沢山の来館者の車があります



万葉文化館の案内によれば・・・

・・・古代につながる新たなる扉・・・
万葉のふるさと・奈良にふさわしい『万葉集』を中心とした古代文化に関する総合文化拠点として、国内外から多くの人たちが訪れ、楽しみ、学ぶことのできる機能と魅力を備えた施設です
万葉文化館は、日本の古代文化に関する調査・研究機能、万葉に関する文化の振興を図る展示機能(万葉ミュージアム)、万葉集に関する情報の収集提供を行う図書・情報サービス機能(万葉図書・情報室)を併せ持つとともに、事前の発掘調査で明らかにされた文化財についても、その保存に努めるとともに、復原展示などで創造的に活用することにより、遺跡と共存する総合文化施設をめざしています・・・と、あります


新年号「令和」・・・『万葉集』にちなんでつけられたこと・・・
『万葉集』をモチーフに館を運営する万葉文化館・・・
・・・よきタイミングで訪れることになりました・・・



立派な建物です





館内に展示されている、「奉祝 新元号 令和」



新元号「令和」
【出典】 『万葉集』巻五・梅花歌三十二首 (八一五~八四六番歌) 序文

 梅花の歌三十二首 并せて序
天平二年正月十三日に、帥の老の宅に萃まりて、宴会を申く。時に、初春の月にして、
気淑く風らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す

《梅花の歌序》
天平二年正月十三日に、長官の旅人宅に集まって宴会を開いた。時あたかも新春のよき月、空気は美しく風はやわらかに、梅は美女の鏡の前に装う白粉のごとく白く咲き、蘭は身を飾った香の如きかおりをただよわせている。


『万葉集』とは・・・
古く五世紀から、八世紀にかけて詠まれた4,500余首を収めたわが国最古の歌集で、日本人の心の古典、言葉の文化遺産といえます。そのなかでも、奈良を対象に詠まれた歌が最も多く、また、県内各地には『万葉集』ゆかりの歴史的風土・自然景観が多く残されています
・・・恥ずかしながら、勉強不足で、ほぼ、まったく分かりません・・・


入館記念にスタンプを・・・





館内地下一階・・・歌の広場
・・・歌を通して男女が誘い合う歌垣の様子を常陸国風土記・・・



   案内の女性職員にすすめられ見た、万葉劇場・・・人形と映像による歌劇「額田王」
       ・・・じっくり拝見いたしました、「額田王」は三角関係?・・・
    
         豪華?舞台と光と音響が物語をみせてくれます
         ・・・お金かかっていますね・・・

配布パンフより引用

    紙芝居です・・・下部のダイヤルを回して、楽しみます・・・


         中庭・・・飛鳥池工房遺跡




七世紀から八世紀初めにかけての工房跡の遺跡
飛鳥寺の東南の谷間で発見された飛鳥時代の総合工房
ガラス製品や金・銀・銅製品などを製作していたことが判明しているほか、数千点にも及ぶ木簡が出土しています
また、ここで富本銭が鋳造されていたことも判明しています。富本銭は和同開珎よりも古い最古の鋳造銭です
万葉文化館の敷地内にあり、飛鳥池工房遺跡復原遺構(炉跡群復原展示)のほか、富本銭などの出土品を紹介しています






万葉庭園・・・万葉歌碑



素晴らしい施設ゆえ、ググってみました

敷地面積約3万8000㎡、延べ建築面積は約1万1000㎡広大な施設
平成13年9月に、建設費約140億円の巨額資金を投入して明日香村飛鳥に開館した県立万葉文化館だったが、当初、年間25~30万人と見込んでいた入館者数は半数以下の10万人前後と低迷を続けており、存続そのものが問われている・・・との記事もある

今回は、新元号「令和」万葉集もあり、多くはないが、それなりの入館者はおられた・・・
しかし、入館料は無料、「P」も無料・・・美術展示は有料
来館者にとってはうれしいが、維持費がすごいことは、一目瞭然です
がんばって、維持運営をお願いいたします















『万葉集』をモチーフに館を運営する万葉文化館では、新元号「令和」が『万葉集』にちなんでつけられたことを記念し、新元号「令和」ゆかりの特別企画展示及び特別講座を開催いたします

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