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2018年8月16日

天満威徳神社・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県美方郡香美町村岡区日影

中井権次一統の足跡を巡っています

兵庫県美方郡香美町村岡区日影、天満威徳神社です
中井権次一統作品集には掲載されていなく、丹波新聞、中井一統の技より発見?いたしました
しかし、場所が・・・グルグル回って、付近の方にお聞きし、やっと到着・・・
おおぉ・・工事中・・道幅狭く、「P」できるところまでバックで戻るはめに・・・


なんとか、「P」をし、丹波新聞、中井一統の技にも記されていた、目印の天然石の御神灯・・・
天保十一年(1840)と、彫り込まれています
・・・工事の方の、手袋、ヘルメット、給水タンク・・・暑いですね




その反対、山側が、参道・・・見上げると、石段、険しい雰囲気です

   自然石の石段、草生え、苔が覆い、足下要注意です

     やっとです・・・しかし、未だ、20数段あります

見えました・・・汗ボタボタです

割拝殿

左には、境内社




天満宮
・・・覆屋です・・施錠はされていませんので、戸を開けさせていただきました
しかし、覆屋内に入ることは、躊躇しました・・で、正面から拝見することにいたしました

祭神は菅原道真、創建は嘉永二年(1849)
覆屋内、本殿・・・間社入母屋造り千鳥破風唐破風

身舎 扉の両脇にも阿吽の龍の彫物・・・ピンボケ!

鳳凰・龍・・そして、ふところ、松の木の彫り物

出来れば、覆屋内に入り、社殿を横から見、刻銘を確認したかったのですが・・・仕方ありません
丹波新聞、中井一統の技によれば、向拝中央、龍の背面の片隅に「彫物師 丹州栢原町住人 中井権次橘正貞」の銘がある、彼69歳時の円熟の秀作であると・・・



       左脇障子・・・鯉に乗る琴高仙人
       ・・・右脇障子、ピンボケ!でした・・・
      


境内社






    拝殿前、石灯籠・・・嘉永二年(1849)と判断するが?


さぁ、下りましょう・・・どうです、緑の絨毯の石段は・・・要注意です
数えました・・・167段でした


グルグル回りました・・・備忘録の為に写真を・・下の白丸が進入路、上白丸が参道入口

香住町の中井権次一統の足跡を巡って、三社目ですが、彫刻師は、すべて、中井権次橘正貞でした
なにやら、これから巡る神社も、彫物師は中井権次橘正貞かも・・・





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