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2017年11月15日

貴志御霊神社・・・文化財を巡って・・兵庫県三田市貴志宇美内200

兵庫県三田市の文化財を巡ります・・・

国重要文化財・貴志御霊神社、本殿、兵庫県三田市貴志宇美内200を訪ねます

い~や! 三度目の参拝で、やっと社殿を撮影できました
・・・一度目は、修復工事中で、参拝のみ・・・
・・・二度目は、新聞記事で、修復が終わったと知り、参拝へ・・「P」に着いたら、大雨・・・断念!
・・・三度目の正直で、朝、早めに  参拝が叶いました!・・・(*^_^*)

参道をすすみます・・・



御霊神社・・・文明二年(1470)貴志のむら人たちによって再建されたと・・・

貴志御霊神社 鎮座地 三田市貴志宇美内二〇〇番地

祭 神: 伊弉諾尊・伊弉再尊  大比古命(大彦命)・比売神 鎌倉権五郎景政  
末 社: 地主神社、三崎社、御年社、大歳社、稲荷社  住吉社、愛宕社、春日社、天照大神社、八幡社、熊野社

由 来・・・明治二年(1869)社坊金性院廃寺の時、旧記等みんな散逸してしまったが、古老からの言い伝えでは大彦命を苦から祭ってきたと言う
そして「貴志宮」又は、「貴志神社」とも呼ばれて来たが、鎌倉時代に当地豪族貴志氏が関東御家人となった縁より、相模国の鎌倉御霊神社から、武勇に優れた「鎌倉権五郎景政」公の御霊を勧請合祀。
御霊神社と改称され今日に至っている。
本殿は兵庫県下でも類例の少ない正面三間、側面二間の入母屋造り、屋根は櫓皮茸で入母屋の妻側の庇を伸ばして角柱を立て向拝としている。
また、身舎正面側、向拝虹梁上に六つの蛙股を配し、透彫り絵模様の中にも珍しい物がある。牡丹唐獅子、戎大黒他特に注目するのは、当時の神仏習合を表すものとして向拝上の種子キヤ(十一面観音)がある・・・神社配布資料より引用

拝殿

国指定重要文化財本殿・・・室町後期


拝殿内、神額
拝殿から、しゃがみ込んで、本殿正面を拝する

右側より・・・朝日が、左より差し込んで、美しいですね!!

正面三間、側面二間の入母屋造り、屋根は櫓皮茸で入母屋の妻側の庇を伸ばして角柱を立て向拝としている
蟇股・・・透彫り絵模様 右:牡丹唐獅子 左:戎大黒

向拝上の種子キヤ(十一面観音)・・・当時の神仏習合を表すものとある
拝殿、唐破風、向拝、彫刻
兎の毛透し・・豪快ですね
雲中を迫り来る、龍ですね
社殿:彫刻師 有馬郡藍本村 堀喜太郎・・・と、読める
・・・ググってみましたが、詳細はわかりませんでした・・・
摂社

夜なき石




拝殿前より、参道を見る

この地域は南、西など、開発が進み、今や大住宅地・・・そして、鳥居へ降りていくと、そこは農村
と、いった新旧がある土地柄・・・

いや!! 三度目にして、参拝できて、ホッと、しています
なぜか、いつも気になっていた、神社でも、ありました

追記:社殿:彫刻師 有馬郡藍本村 堀喜太郎
先人のブログで、判明・・・新井弥三郎正次の子(二男? )喜多吉(喜多郎)とも名乗っていると
堀家へ養子として入ったと・・・(丹波の里Blogより)





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