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2017年11月17日

永澤寺・・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県三田市永沢寺210

兵庫県三田市、中井権次一統の足跡を巡っています・・・

丹波新聞の中井一統の技のコラムから、永澤寺が中井権次一統の足跡と知りました・・・
この永澤寺(ようたくじ)・・・「えいたくじ」とばかり思っていました・・・

三田市の駅から北へ・・・山へ入っていきます・・・
ドンっと、開けて見えたのが、永澤寺・・・これはこれは、すごいですね!

左が、花しょうぶ園・・有名ですね! 右が、境内と、墓地・・・
境内地は16000坪、寺有林は40町歩・・・こんなに広かったのかと、驚いています・・・

山門が、三カ所・・・玉兎門・勅使門・金鶏門


摂丹境 永澤寺
永澤寺は、応安年間(1370頃)に、五州の大守細川頼之卿が後円融天皇の命により七堂伽藍を建立し、高徳善知の誉れ高い傑僧通幻寂霊禅師を開祖とする禅寺である。
寺籍は、曹洞宗に属し、大本山總持寺(能登、現在は横浜市鶴見)の直末である。
末寺は17カ寺、更に、通幻禅師ゆかりの寺院は8900カ寺を数え、これを通幻派といい、曹洞宗がわが国で最大の宗団になる基になったのである。
  本尊は、釈迦如来、大日如来、阿弥陀如来の釈迦三尊を祀り、秋葉殿には火防に霊験あらたかな秋葉三尺坊大権現、開祖堂前には大地蔵菩薩、妙高閣には大観世音菩薩、奈良生駒の信貴山本尊の御分身毘沙門天が祀られている。

  建物は、安永七年(1778)に再建された本堂、開祖堂、庫裡、接賓、書院のほか、昭和40年の台風で崩壊した後に再建された勅使門(茅葺きでは全国で2カ所といわれる)、玉兎門、金鶏門、山門(仁王門)、妙高閣(地下1階、地上3階)がある。境内地は16000坪、寺有林は40町歩、更に、6町歩の寺有林を活用した「三田霊園」と「さんだ動物霊園」を所有している



     勅使門・・・茅葺きでは全国で2カ所といわれると・・・

山門(仁王門)






仁王門からまっすぐが、本堂です

本堂・・・

曹洞宗の寺院・・・本尊は釈迦如来・大日如来・阿弥陀如来である
本堂へは、自由に入いることが許されています・・・・広く、立派な本堂です

唐破風、向拝に・・・中井権次一統の世界です!
兎の毛透し・・・
獅子噛み・・・久しぶりの大作を拝見できましたね!
彫物師、四代目中井言次君音の秀作と・・・
唐獅子


本堂左手に繋がる、鐘楼・・・
観音堂・・・
総高:9.2m  御身丈:4.6mという大観世音菩薩立像がありました

紀元後2~3世紀に仏像源流の地・ガンダーラ地方で制作された10数点の石仏を展示しています・・・貴重な資料でしょうね!

恐らく、先代の仁王像・・・
花しょうぶ園・・・今は季節はずれで、来園者は? いました、ご夫婦が・・・
一度、花しょうぶ園は、訪れたことがある・・・
しかし、忘れるぐらい昔のこと・・・しかし、一大企業ですね・・・永澤寺!
境内の手入れも見事で、気持ちよく、参拝させていただきました・・






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