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2017年11月18日

島根県への旅・・・国宝、松江城・・ 島根県松江市殿町1-5

島根県をふたり旅です・・・

念願の国宝、松江城にやってきました・・・
・・・じつは、昨年2016年にも計画したのですが、あいにくの天気で、取りやめに・・・
今回も天気予報は、午前中、晴れその後、曇り・・・しかし、ずっ~と、晴れ!!・・・(*^_^*)

では、史跡、松江城・国宝松江城天守へ・・・いざ!!


・・・国宝松江城・・・
全国に現存する12天守の一つで、山陰では唯一の天守閣である
天主の大きさ(平面規模)では2番目、高さ(約30m)では3番目、古さでは4番目である
慶長十六年(1611)松江開府の祖・堀尾吉晴が五年の歳月をかけて完成させた
天主は、付櫓を加えた複合天主で高さ30m、外観5層、内部は6階となっており、最上階は望楼式で 下見板張りの壁や狭間、石落としなど、実戦本位で、安定感のある無骨な体裁に、桃山風の荘重雄大な姿を伝えている
城主は、堀尾吉晴、京極忠高の後、徳川家康の孫にあたる松平直政が信州松本から移封され、以来、松平氏10代234年間にわたって出雲国を領した



かつて二の丸には、御門・東の櫓・太鼓櫓・中櫓・南櫓・御月見櫓があった。このうち、太鼓を打って時刻を知らせる太鼓櫓と御貝足蔵と呼ばれた中櫓、南東方面を監視するための2階建の南櫓の3基の櫓は、平成13年に約125年ぶり(明治8年取壊し)に復元した・・・

・・・南櫓、中櫓・・・

・・・堀尾吉晴公像・・・
松江城の築城と城下町松江の建設を 慶長十二年(1607) から開始し、妻とともに事業の実現に尽力したと伝えられている・・・

~どうじゃ! あれが、我が城じゃ・・・と、指さしているようですね!~
・・・中櫓、太鼓櫓・・・



おおぉ・・・見えてきましたね・・・天守閣

「クスノキ 胸高直径:160cm 樹高:14m 樹齢(推定):350年」

  石垣・・・「野面積み」と「打ち込み接」(全体の6割)という石積み手法と・・・

・・・「一の門跡」より入ります・・・
登閣券を購入・・・天守閣に入らなければ、公園ですから、無料のようですね!

・・・城本来の機能重視の飾り気のない姿です・・・
附櫓を設けた複合式望楼型で、一、二重目は大入母屋屋根で全面下見板張り、望楼部と附櫓も一部白漆喰であるが窓廻りの木部は全て黒塗りで、黒を基調とした天守である



では、天主閣内へ・・・

・・・附櫓からを入ります・・・
・・・附櫓、天守入口の防備をかたくするためにとり付けた櫓で、入口に鉄延板張りの大戸があり、入ると桝形の小広場が二段あって、侵入しにくいようになっている・・・




桝形の小広場・・・下足箱があります

国宝指定のきっかけ~祈祷札(国宝附指定)の発見!

模擬札を使って打ち付け位置を再現したもの・・・
地階は籠城用生活物資の貯蔵倉庫であり、穴蔵の間と呼ばれ、塩などが備蓄されていた。

平成24年5月に発見された2枚の祈祷札からは、「慶長拾六年正月吉祥日」などの文字が確認され、慶長十六年(1611)とされていた松江城の築城時期が、慶長16年正月以前であることが確実となった。2枚の祈祷札は、地階の2本の通し柱に打ち付けられていたことが、調査の結果明らかとなった。松江城天守は、築城当時の史料によって完成時期を確認できる数少ない現存天守のひとつである
現在の鯱は、木造のものでは日本最大、高さは約2mとある

・・・天主通し柱配置図・・・
長さ二階分の通し柱を随所に立て、天主の荷重を支えようとする構造的技法が用いられている

包板と帯鉄・・・
天守を支える柱には、一面だけ、あるいは二面、三面、四面に板を張って、鎹や鉄輪で留められているものがある。これは「包板」と呼ばれ、天守にある総数308本の柱のうち130本に施してあったもので、割れ隠しなど不良材の体裁を整えるためのものと考えられている。

松江城の階段は、桐材で、できています・・・

・・・板の厚さ約10cm、階段の幅1.6mで1階から4階の各階の間に設けてある・・
万一の折、上階より、軽く引き上げることができるように桐材が使われています・・
そして、フタができる構造になっている、防火防腐のために桐を使ったもの、防御機能ですね・・・

その桐材の階段も角が丸く、築城から今日までの痕跡となれば、階段登るのも、これ、楽しい!

・・・石落とし・・・

一階の柱に・・・「ハートマーク」が・・・(*^_^*)
山陰合同銀行本店ビルが、嫁ヶ島が望めますね・・・

東側からは和久羅山と嵩山が見えます・・・手前の建物は松江歴史館・・・
・・・古地図・・・

さぁ、下城しました・・・西面からの姿です
・・・破風も黒い厚い雨覆板で、施すされていますね・・・正面と違い白壁がほとんど、ありません
城内から北側の稲荷橋から出て、新橋を渡り、内堀沿いに散策です・・・
・・・小泉八雲記念館・・・
・・・塩見縄手・・・
武家屋敷の前にひろがる通りは、塩見縄手とよばれています
城下町では、縄のようにひとすじにのびた道路のことを「縄手」といい、この塩見縄手には、二百石から六百石程度の中級武士の家中屋敷がならんでいました。なかでもこの武家屋敷に一時住んでいた塩見小兵衛が、のちに異例の栄進をしたため、それをたたえてこの通りを塩見縄手とよぶようになりました。この塩見縄手地区は昭和48年に松江市伝統美観保存地区に指定され、さらに昭和62年には建設省「日本の道100選」に選ばれています。

その武家屋敷・・・改修中です・・・(>_<)
大手前まで戻ってきました・・・
・・・堀川めぐり、大手前乗船場・・・一周50分らしいです・・・
やっと、念願の松江城を訪れることができました・・・
TV番組で見た姿より、やはり、実物は、よき姿の天主閣でした・・・天気に恵まれました
松江市・・・土日祝は役所の「P」が使えるようで、「P」の数は多いですね!
大手門の「P」は常道ですが、満車でした・・・すぐ側の県民会館の「P」へ・・・

堀川めぐりをと思ったのですが、所用時間50分・・・う~ん? 止めました!

さぁ、次なる目的地、出雲へ・・・今宵の宿は、出雲です・・・(*^_^*)




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