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2017年10月27日

高照寺・・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県養父市八鹿町高柳

中井権次一統の足跡を巡って、兵庫県養父市八鹿町高柳1156 高照寺を訪ねます・・
ここ、真言宗、栂尾山 高照寺は、木蓮と萩の寺でもあります・・・

入山料を納めます・・・

           関西花の寺 第五番 但馬七花寺霊場 

境内へと・・・
境内へ入ると、掃除をされている、ご住職さんがおられ、ご挨拶を・・・m(_ _)m
・・・中井権次の彫刻を拝見いたしたくと申しますと・・・

ご住職・・・こちらですよ、そして、刻銘はここですよと、ご案内いただきました・・・
唐獅子と牡丹か?
刻銘・・丹刕柏原 中井権次 正貞 とある・・・六代目ですね!
そして、刻銘を観るとき、天井が・・・おおぉ・・花天井じゃないですか・・・
・・・ご住職が、本堂にも、ありますので、どうぞ・・と! 

高照寺史・・・
当寺は今から千二百年前の養老四年(720年)行基上人が五十三才の時に開山しました。
承和年間は、神護寺と称する真言寺院で、空海・最澄両師の間で起きた事件に関わる泰範上人が当寺の住職をしたと伝えられています

境内・参道などには約三百本の木蓮が植えられています。四月初旬から五月初旬まで白・ピンク・赤・錦・紫・黄の六色八種類の花が順番に咲きます
特に黄色花の木蓮は珍らしいものです
また秋には九月中、七百株の萩が咲き、その七割が白萩です
冬季をのぞいて、一年中、様々なお花が咲いて参詣者の心を慰めている花の寺です
・・・パンフより、引用


お言葉に甘えて、本堂内へ・・・
ご本尊は、胎蔵界大日如来 そして、「なで弘法」がおられます

栂尾山 高照寺

ご住職が、内陣への欄間の彫刻がありますが、これは如何に・・・刻銘が無いとの、問いに・・・
・・・う~ん? 私には眼力が御座いません・・・(^_^;)

しかし、見事な鳳凰です・・・(撮影、許可いただいております)

外陣の花天井・・・江戸時代とある・・・
下の村より、この地へ移設されて、約200年が経過するらしい・・・おそらく玄関天井も同じような色彩画だったのでしょう・・・と、ご住職のお話でした・・・・
そして、絵図・・・「大師様の一生を描いたものです」・・と! 左下が誕生の場面と・・
玄関の上がり板に座して、一服の茶、菓子をお出しいただき、それを頂きながら・・・
・・・イチョウの木を眺めていました・・・台風21号で、銀杏、葉は落ち・・・掃除が大変です!

色づく時もあと僅かですね・・・


思いがけなく、本堂内まで、拝見できました・・・
境内の掃除中にもかかわらず、ご住職のやさしいお言葉で、寺史など、お聞かせいただき、感謝です・・・


承和年間、泰範が住職を勤め、空海の許しのもと寺号を栂尾山神護寺とした・・・
その後、栂山の西北の庵坂に移り、栂尾山蓮花寺と改称して一時禅宗となった。
1655年(明暦元年)観音堂屋敷に移り、寺号を現在の栂尾山高照寺と改めた。
1819年(文政二年)現在地に移転した・・・Wikipediaより引用

約200年前ですね・・・考えれば、維持管理も大変なことですね・・・

・・・お世話になりました・・・m(_ _)m


しかし、高照寺への道、国道9号線・・・何度往復したことか、養父市の中井権次一統の足跡を巡る道も今日が最後です・・・高照寺、中尾神社、玉水神社で、終わりです・・





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