ページ

ページ

2017年10月15日

金輪寺、石造五重塔・・・国指定重要文化財・・京都府亀岡市宮前町

京都府亀岡市の文化財を巡っています・・・

金輪寺、五重塔・・・国指定重要文化財・・京都府亀岡市宮前町宮川神尾山3です!

地図では、いつものように、寺院まで車道がと・・高をくくっていましたが、途中、登山道と車道との分岐から、車道を上って行きますしたが・・・ええぇ!・・凄い林道です・・・(^_^;)

昼なお暗き林道です・・・「α君」のAUTOのヘッドライトが点灯するほどです・・・
離合がほぼ難しい・・対向車が降りてこないことを祈りながら、ソロソロと上ります・・・(>_<)
いやいや、狭い、つづら折りの坂に近い状態のこの道・・・
おおぉ、到着です・・・距離、約1.5kmぐらい・・・ホッとしてます
・・・口丹波西国三十三所霊場  神尾山金輪寺です
神尾山金輪寺・・・

本山修験衆に属する金輪寺は、天台宗として延歴二年(783)西願上人により創建されました
その後一時衰微しましたが、寛治年間(1087~93)に、栂尾高山寺の明恵上人により再興され、宝蔵坊、極楽坊 、一切経堂などの堂宇が建ち並び、隆盛を極めました
南北両谷の各所に残る坊舎の礎石などが、往事を忍ばせます・・・
棟札では、本堂の造営は延宝七年(1679)であることが明らかとなっていると・・・
・・・案内板より引用
参道の石段を登りましょう・・・
右端の石標には、寛延四年(1751)と読めます・・・
本堂です・・・
・・・軽トラが止まっていますね・・・工事中のようです!
まずは、国指定重要文化財、金輪寺、石造五重塔・・・

案内板の説明では、鎌倉時代の正応五年(1292)とある しかし、延応二年(1240)という鎌倉前中期の作の資料もあるが・・・高さ3.7m、花崗岩
初層軸部に四方仏が彫られ、その下の基礎石には梵字の四方仏が彫られている・・・資料より
石台の基部には・・・延歴二年(783)か、延歴二十二年(803)か、読めない・・・
いずれにせよ、延歴は間違いない・・・では、奈良時代ですね・・・創建が延歴二年(783)だから、延歴二年でしょう・・・私感!!
京都府指定文化財・・・石造九重塔、正応五年 (1292)・・高さ2.4m、花崗岩
そして、その奥の鐘楼内の梵鐘・・・天文三年(1534)の梵鐘・・・年記発見できませんでした・・(>_<)


本殿・・・
・・・京都府指定文化財、木造茅葺平屋建、入母屋造 唐戸には、16編片の菊の御紋、花頭窓・・
鰐口・・・永徳二年(1382)
優美な姿ですね・・・
明治十九年製 消化ポンプ・・・
ふと、見上げれば・・・飛行機です・・・思わずパチリです・・・屋根、青空と雲  エエ感じです!
要注意・・途中、林道?を塞ぐ獣防止金網戸が2カ所あり・・開いていましたが・・
距離にして、約1.5kmぐらい・・・離合は甚だ難しい、車幅狭く・・そんな道です!
車にて、参拝するのでしたら、くれぐれも要心を・・・

しかし、出てくる年代が、凄いですね・・・延歴二年(783)、正応五年(1292)など、・・・
そして、山続きに神尾山城(本目城)があり、明智光秀の山城の一つだとか!


林道に、おいおい・・って、いいながら、上ってきましたが、訪れた甲斐がありました・・・m(_ _)m











0 件のコメント:

コメントを投稿