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2017年10月7日

八幡神社・・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県養父市別宮280

中井権次一統の足跡を巡って・・・兵庫県養父市別宮、八幡神社を参拝します
案内板では、宇佐八満宮・・・うん? 下案内板にあるように、東鉢伏高原に鎮座します・・・
正式名称は、宇佐八幡宮か、神社庁は、八幡神社か?・・・その訳は後述しております

ここ、別宮は、標高680m前後の高原地帯にあるのです

昨年は、養父市を巡りましたが、季節は冬になるとね・・この地域は無理です・・・早めに・・・(*^_^*)

巨木が立ち並ぶ、八幡神社です・・・
・・・駐車禁止の時期が12月20日から翌年3月31日までなんですね・・・

社殿です・・・
拝殿・・・

神額・・・
・・・山城国岩清水宮勧請 別宮八満宮  主祭神:応神天皇 配祀神:神功皇后、玉依姫命 
・・・宇佐、岩清水、両八幡宮の分社であり、別宮の地名はこれに由来する・・・

本殿・・・


向拝・・・撮影する角度がなかなか難しいのです・・・
力士が支えます・・・兎の毛透しは、ありません
右、脇障子・・・ちと、ピントが甘い・・・痛んでいるのか? 透し彫か?
左、脇障子・・・

ちょっと、遊び心で・・・蜘蛛の巣・・・いや、見事な芸術品です・・縦糸、横糸・・お見事です

拝殿付近から鳥居をみる・・・いい眺めですね!
・・・正月五日に神輿、馬の行事等もあったらしく、境内は馬場と呼ぶらしい・・・
舞殿?

ハイパーボウル東鉢スキー場方面


残念ながら、刻銘は、発見出来ず・・・彫刻以外の資料は、ググってみると・・・
・・・養父市、まちの文化財の説明にありました・・・
その文中で、現在の本殿が、明治5年の建築とあります
そうなれば、七代目中井権次橘正次か、八代目中井権次橘正胤となりますね・・・八代目と思いますが・・・私感!!


養父市、まちの文化財の説明では・・・

別宮という地名には「別の宮」という特別な意味があります。
それは、京都府八幡市にある石清水八幡宮の別の宮という意味です。
別宮の八幡神社は、熊次別宮と言いました。
石清水八幡宮は、貞観元年(858)に九州の宇佐八幡宮を勧請した神社で、朝廷から伊勢神宮に次ぐ高い崇拝を受けました。
全国に広大な荘園をもち、荘園には石清水八幡神の別宮を置きました。また武家の厚い信仰を集めました。 保元3年(1158)の史料によると石清水八幡宮は、但馬国内に安良別宮、伊福別宮、室尾別宮、熊次別宮など7カ所の別宮を置いています。
しかし別宮という地名を受け継いでいる集落は、熊次別宮だけなのです。
別宮の八幡神社本殿は、明治5年の建築です。
祭神は応神天皇、神功皇后、玉依姫命です。
本殿は正面4.5m、側面2.4mの大きな神社建築です。
境内には延宝九年(1681)建築の旧本殿が古御殿として保存されています。
阿弥陀如来座像は、平安時代後期に栄えた教海寺の本尊であったと言います。
つまり別宮では、平安時代後期から鎌倉時代にかけて、別宮八幡宮や教海寺を中心として、石清水八幡宮との交流によって京都文化が華開いたと思われます。
別宮という地名は、平安時代から始まった石清水八幡宮との特別な由緒を伝える歴史的にも重要な地名なのです・・・

なかなかの案内説明文です・・・m(_ _)m







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