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2017年7月25日

国指定天然記念物、郷村断層・・・京都府京丹後市与謝野町!


京都府京丹後市、国道312号線を北上中…
宮津線 水戸谷川橋りょう・・の鉄橋をくぐりました・・・
単線なのですが、橋脚がレンガ積み・・うん?これは、近代化文化遺産か?
この部分のみ一方通行・・・片側は左上のガードレール沿い・・・ 

・・・ステキな橋脚なので、パチリしなければ!・・・で、パチリ・・・
しかし、タイミングの悪さ・・、この後すぐに、電車通過しました・・・アチャ!



ググってみました 残念ながら、近代化文化遺産ではなかったです・・・下図、赤丸部分です・・・




府道17号線に入り、しばらく、北上を続けると・・・「郷村断層」と、カーナビ君に表示が・・・うん?
はたまた、寄り道を・・・いやいや、いつもながら、見逃しませんね・・・

・・・・下図、下の赤丸から郷村断層(小池地区)



郷村断層(小池地区)



上記案内より、右下拡大・・・ずれているのがわかりますね!
1927年(昭和2年)3月7日に丹後地方を襲った北丹後地震(推定マグニチュード7.3)は、各地で家屋が全壊、全焼し、死者は2925寧位 にのぼる大きな被害を引き起こしました この地震によって生じたのが、網野から峰山を通り大宮にむかう延長18kmの「郷村断層」と与謝野町四辻から岩滝に向かう延長 7.5kmの「山田断層」で、これらの断層沿いの地域が特に大きな被害を受けました 郷村断層は、北より10度西の方向に走っており、西側隆起を伴う左ずれ断層(断層線に向かって立った時、断層線より向こう側の 地面が左方向へずれている状態)です ズレが明確であることだけではなく、花崗岩を切断し、岩盤に「鏡肌」や「擦痕」をつくりました 
1929年には、北丹後地震に関する重要な資料として、3地点が国の天然記念物に指定されました また、この地震の直後に発表された論文のなかで、日本で初めて「活断層」という言葉が使われ、活断層の一つとして郷村断層が紹介されています ・・・案内板より引用



実際撮影した写真・・・石柱がなければ分かりませんね・・・
・・・小池地区、地震によるズレは垂直方向60cm、水平方向260㎝で食い違った道路・・・






郷村断層 樋口地区・・
・・・ここは、「P」が完備され、断層が、ガラス張りの覆屋で保護されています

上、案内板右下図を拡大・・・

ガラスが反射して、内部がよく見えません・・・
SONY-RX100をガラスに押し付け、手で覆い、なんとか・・・パチリです


1927年(昭和2年)3月7日に丹後地方を襲った北丹後地震・・・知りませんでした!
地震という言葉を聞くと、恐ろしい現場を思い出します・・・

人間の力なんて、なんの役にもたたない・・・地震予知も、防ぐことも、できないのが現実・・・
自然に起きることだけに、事後対応だけを、準備するしかないのですね・・・






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