ページ

ページ

2017年4月10日

六條八幡神社、三重塔・・国指定重要文化財・・・神戸市北区山田町



六條八幡宮

御祭神:応神天皇
由緒
摂津丹生山六條八幡宮の縁起によれば、古くは若宮八幡宮と称せられ、昔、神功皇后紀伊の水門より難波の浦 (大阪湾)務古の水門に御船を留め給いし時、この山田の地にしばらく行宮を営み給う所となりと伝えわれている
後、人皇六十代一条院の御代に周防國大嶋郡の基燈法師がこの地に来て、長徳元年(995)五月、黒木の寶殿一宇を建立し 八幡三所の神霊を勧請した
更に、人皇七十四代鳥羽院の御代保安四年四月、六條判官源為義がこの山田庄 の領主であった時、夢想の霊感によって六條左女牛の八幡大神を京より勧請合祀し、いにしえよりの八幡宮を再造した。これよりふたたび神徳あらわれて多くの人が崇高し、為義の称号をとって六條八幡宮と申奉るようになった

尚、室町期における神仏混淆の名残で、今も境内に三重の塔があり、重要文化財の指定を受けている



この長い、幅の広い参道は・・・10月に行われる例祭・・・流鏑馬神事の為だったのですね!


拝殿内



八幡神社三重塔・・・重要文化財指定    檜皮葺、初重内部来迎柱後退

山田の歴史は、神社を中心に発展したところで、多くの文化遺産を残しています
この塔は、五百年前の文正元年(1466)神社の世話役であり、地方の有力者であった鷲尾綱貞によって建てられたものです
緑の木々を背景に、やわらかな檜皮葺と、上層を区切る細縁の手すりなど、優美な見せています
軒先の強い反りや、上層になる程小さくなる形に時代(室町中期)の特徴が見られます
仏教建築である塔が神社にあるのは、神仏は一体であるとの考えのあらわれですが、明治以降は、区別され、神社にあった塔の多くは姿を消しました
今、全国で十八、県下で三ヶ所残っていますが、その一つがこれです・・・神戸市教育委員会



本殿一棟 舞台一棟 神戸市指定有形文化財



神戸市 市民の木

樹種名:いちょう
樹高:16m
幹周り:4.2m
枝張:12m
色づいた折は、みごとでしょうね・・・


山田町 遊歩道マップ・・・
・・・中央赤丸:六條八幡神社  右端赤四角:箱木千年家、大歳神社




室町期における神仏混淆の名残である、国指定重要文化財の、三重塔…見事でした!
案内板の説明どうり、山田の歴史は、神社を中心に発展したところで、多くの文化遺産を残しています
写真上の山田町 遊歩道マップにも多くの神社仏閣がありますね・・・

箱木家51代当主のお話では、この街道は山陽道の裏街道にあたり、それは、人々の往来が多かったと・・・

興味津々の山田町・・・探索してみましょう・・・(*^_^*)






0 件のコメント:

コメントを投稿