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2016年6月30日

大護神社・・中井権次一統の足跡を巡って・・兵庫県丹波市氷上町成松!

兵庫県丹波市氷上町成松、大護神社・・・中井権次一統の足跡を訪れます
そして、大護神社社殿は、氷上町指定文化財でも、あります



丹波市役所から、甲賀山の麓を歩いていくと、大護神社、社頭です


鳥居の神額も彫物が施されていますね

城壁みたいな、石垣ですね・・・ちと、石段がずれかかっています・・・歩行、要注意!

拝殿が見えてきました

拝殿

拝殿にて、参拝を済ませ・・社殿拝見のため、左方向へ・・・
そこに説明板が・・・じっくり読むと・・・おおおぉ!・・・これは!!これは!!

氷上町指定文化財 大護神社社殿
天之御中主命を祀る
創立沿革の詳細については不明であるが、元禄十二年(1699年)に再建され、天保九年九月(1838年) に京の長谷川佐多郎(棟梁)と柏原の中井権次(彫物師)によって改築されたものである
社殿の全体細部に透彫り・籠彫り等による数々の彫刻を施し、欄間・向拝虹梁等には龍の彫刻を配している
向拝水引虹梁には蟇股を入れず、老松の透彫りを全面に充当している
屋根は入母屋造で軒先は出唐破風となり、獅子面の彫刻がある
天井には躍動的な龍の彫刻が施されている
・・・案内板より引用

本殿・・・入母屋造で軒先は出唐破風



どうです・・・この彫物群!! 圧倒されますね・・・手挟み、木鼻、持送り
本殿・庇、唐破風・・・向拝下、暗いのです

本殿天井の龍・・・・凄いです! 
・・・この龍の写真だけでも、10枚以上、あります・・・暗い、ピンボケ、手ぶれ等々
・・・真上向いて、アングル変えて・・・パチリです!  難しいです・・(^_^;)


この龍の刻銘は、「皇都彫工 長谷川佐市郎 丑延」・・と

向拝水引虹梁には蟇股を入れず、老松の透彫りと、あるが・・・
・・・写真は、このアングルしか、とれなかったよ!・・(^_^;)


左、脇障子

刻銘・・・本社 彫物師 柏原住 中井権次橘正貞・・・六代目ですね!

右脇障子

刻銘・・・青龍軒正貞 彫刻




高欄、縁葛下の腰組の彫物・・・兎ですね!!



この大護神社・・・実は二回、参拝いたしました・・・なぜか?
天井裏のあの龍が、SONY-RX100、いまいちで、 ピンボケ気味だったのです
そう、Panasonic DMC-FZ1000ぶら下げて、再度、撮影です
・・・今回の備忘録には、写真は混在しています・・・

今年に入って参拝した、中井権次一統の足跡の中でも、最も、すばらしいものと思います
これだけの彫物を・・「どやっ!」・・って、「リキ」、入っていますね!

そして、天井の龍を、棟梁、長谷川佐多郎の縁者、長谷川佐市郎が彫るというのも、そこになにかしらの関係がありそうな・・・
・・・そんな事を想像するのも楽しいですね・・・!

こんな素晴らしい社殿を、拝見できて、ホント、よかったです
叉、来ると思います・・・いや、来ますね・・・(*^_^*)



参拝日:6月2日 6月15日





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