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2016年6月15日

大歳神社、末社豊受社本殿・・市指定文化財を巡って・・兵庫県丹波市山南町応地!

本来なら、大歳神社から記するところですが、ここ、大歳神社、末社豊受社本殿は、市指定文化財なのです!
そして、山南町指定無形文化財 応地の蛇ない・・と、いう行事がある・・・
・・・と、いうことで、末社豊受社本殿から、参拝します・・・
写真上、注連縄をくぐった左が公民館、その側に案内板があります・・
・・・ジックリと読んで、参拝いたします

市指定文化財 大歳神社末社豊受社本殿

一間社流造で銅板葺である
一部補修された箇所もある蟇股をはじめとしてよく創建当時の状態を留めている
様式などから18世紀中頃の造立と推定されている
もとは大歳神社の本殿であったと伝えている
「丹波氷上郡志」には、文禄三年(1594年)三月の棟札があることが記載されているが、現本殿に保存されている棟札には「丹波氷上郡志」 にきされていない社僧名が確認できるほかは全く同じ棟札が存在する
また、天明五年(1785年)と推定される棟札があり、この年に本殿を再建したことがうかがわれる
・・・案内板より引用
鳥居、その先に大歳神社の社殿が見えます・・

石段を上がると、案内板の配置図の通り、右手に末社豊受社本殿・・あります

市指定文化財 大歳神社末社豊受社本殿
・・・一対の石灯籠・・寛永二年(1625年)と刻銘がよめる・・・
この社殿こそ、覆い屋で、覆い、保存するべきではないのかなぁ?・・・(^_^;)
向拝、正面、蟇股・・・
蟇股・・・文禄三年(1594年)三月の棟札、420年前の作品であり、なにか、ワクワクします



大歳神社、拝殿、本殿・・・へと、参ります
拝殿・・
神社庁によれば・・・
主祭神   大年御祖神
由 緒  創立年不詳、元禄3年(1690)の再建、明治六年(1873)、村社に列せられる・・と、ある
本殿・・・
本殿、向拝・・龍はいない・・・


山南町指定無形文化財 蛇ない・・・
この行事の起源等を示す文献は見あたらないが、民俗学上江戸時代に始められたとする説が有力である
また、この「蛇」には村の前を流れる佐治川の氾濫を鎮めたいとの願いや、その被害を最小限に止めたいとする一種魔除けの意味が込められていると考えられている
当日、新しい藁を持ち寄ってきた村の人達は、境内の二本松に掛けてあった前年造った大蛇をとんどにして燃やした後、あたらしい蛇を造り始める。頭・胴・尾と順に三つに分けてない始め、最終的に長さ10m・太さ15cmの大蛇を藁でないあげる
ないあげられた蛇は村の人達にかつがれ、無病息災や五穀豊穣を願いつつ村の各戸を訪問するが、その際蛇が暴れれば暴れるほどその年は豊作になると言われてきた
近年この行事を子孫にも伝承するため、子供により小ぶりの蛇も造るようになった
・・・案内板より抜粋


薬師堂・・・


おったぞ!・・大蛇・・・(^_^;)


鎮座する位置は、応地地区の集落の奥・・・なかなか、分かりづらい場所かも・・・
この周辺は中井権次一統の足跡を巡って、なんど、走り廻っていることやら・・・

と、いうことで、丹波市指定文化財、大歳神社、末社豊受社本殿を訪れました・・・
栗の木に花が咲き乱れ?・・て、いました・・・


参拝日:6月2日






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