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2016年3月6日

安泰山、大國寺・・・国指定重要文化財を巡って・・兵庫県篠山市味間奥!

天台宗 安泰山、大國寺・・・兵庫県篠山市味間奥に位置する・・・
本堂、仏像五体・・国指定重要文化財なのです!

この大國寺・・・2012年11月12日、紅葉の見物にて、訪れました・・今回は、二度目となります!
今回の目的は、本堂、仏像五体・・国指定重要文化財を拝見することです・・・

国宝、大國寺の石柱・・・
大國寺の縁起・・・
大化年間(飛鳥時代)の頃、空鉢仙人が国家安泰を祈願して、自作の薬師如来を安置し、開創されたと伝えられております
その後、天暦の頃(947~956年)に兵火で消失し、正和年間(1312~1317年)に花園天皇の帰依により再興され、安泰山、大國寺の寺号を賜り 以来広く地域住民に親しまれ崇敬されて今日に至っております
昭和42年、兵庫県観光百選にも指定されました 新丹波七福神大黒天霊場として、多数の参拝者を迎えております・・・
・・・縁起より引用

うん? 入山料が、値上がりしているぞ! 前回は200円、今回は300円に! 本堂拝観は500円です
自由に本堂へと思いきや、ご住職不在で、奥様の案内で本堂へ・・・説明付きでした‥(*^_^*)
おびんづる様(撫で仏さま)・・
この左の入り口より、本堂へ入ります・・・
本堂内は、撮影禁止?・・・禁止でしょうね・・・当たり前ですけど!
まずは、外陣にて、手を合わせます・・・
格子戸と菱欄間からなる結界を設けられています
・・奥様より、内陣へ導かれ・・五体の国指定重要文化財を前にして説明を受けます
・・・・帽子を被った薬師如来坐像、大日如来座像がおられます・・・珍しいですよと!
五体の説明から、本堂の内陣、,外陣の説明や、修復の様子など、細かく説明いただきました・・
拝観者は、勿論、私、一人です・・・(*^_^*) ・・・画像下:配布パンフより引用
薬師如来座像 ご本尊‥「一仏三身」を表し、光景や宝冠や、蓮華座など、藤原時代特有のものが揃った珍しい逸品で貴重な仏像です
大日如来座像、阿弥陀如来座像‥脇侍仏として安置されております
持国天立像、増長天立像‥藤原時代の様式と日本人の畏怖感をよく伝えている藤原時代の傑作です
・・・配布パンフより引用

藤原時代の仏様が、金色も鮮やかに輝いていました・・・



ゆっくり、本堂、国指定重要文化財を見てまわります・・
室町時代初期に建てられた、唐様と和洋の折衷様式・・
・・・入母屋造、銅板葺き、桁行五間、梁間四間・・・
堂内は桁行一間、梁間二間を身舎とし、計6本の身舎柱が立つ・・平面構成や構造は他に類例の少ないものである
様式的には、外部は和様が基調で、軒を一軒疎垂木、組物は堂の四隅にのみ舟肘木を用いる簡素なつくりとする
内部は禅宗様、挿肘木を用いる点には大仏様の要素がみられるとある
正面の中央三間は現状では桟唐戸とするが、もとは和様の板戸であったと推定される・・・Wikipediaより引用

本堂、正面・・・
本堂、右面、後方より・・・

床下・・


大國寺と丹波茶まつり・・・奥様談!
・・・ここ味間は、兵庫県一の茶どころ・・・おいしい新茶ができたことに感謝して、毎年6月6日、新茶の時期に丹波茶まつりを開催していますと・・(開催日は変更あり)

歴史深い、本堂と、仏様を一人、独占した、拝観させていただきました!
ここ、大國寺は、紅葉の名所・・・沢山の方が見物にきて賑わいますね!
コスプレ撮影会が開かれるところでもあります
前回も、山の中で、・・「あれ、なんや?」というぐらい奇抜な若者が撮影会を行っていました
純粋に、紅葉撮影される場合は、ご注意を・・・私感!


次の目的地へと・・・、走ると、すぐそばに、・・・旧波多野家屋敷、長屋門を発見!
伝承・・・消えかかっていて、よく分かりませんが・・・・出来るだけ読んでみました・・想像も含めて!

戦国の武将丹波八上城主侍従波多野秀治は、天?七年織田信長明智光秀の侵略により落城戦死?候

遺児甚蔵はこの地に逃れ源左ヱ門定?と名乗り子孫今日に相成候・・
香坂への増位の為勅使参尚に相成候・・判読不明・・
御墓は裏山に御座候
この長屋門は約二百年前に建立 側面松の木は高?山より移植をしたと伝えられ樹齢約四百年とも言われ‥判読不可・・?にも桜の木・・判読不可・・・昭和59年 八上城??会

脈々と歴史が受け継がれているのですね!
波多野氏の家紋「丸に抜け十字」が据えられている

大國寺の国指定重要文化財もじっくり、拝観できました
そして、八上城城主侍波多野家の旧屋敷、長屋門も拝見でき・・よき、篠山市味間でした・・・

大國寺のホームページにも、旧波多野家が落城の祭、落ち延びた先・・「文保寺」の名が出てきます・・・
そう、あの「文保寺」です・・・中井権次一統を知った、私にとって、忘れられない、寺院です・・・又、機会をみて伺いましょう・・・



拝観日:2月26日





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